- 元ラブホの管理人で現在は教祖兼デザイナーの左腕さん
- T大で地球観測データを統融合連携させたりブラウザを調教したりしているぎゅーくえさん
- 白いデザインはまかせろ。ケンヤの弟子の澤田さん
- マウンテンビューでパスポートを盗まれたマンのとんぷうくん(オンライン参加)
- ブラウザ好きをこじらせて開発している人より詳しいかもしれない矢倉さん
- moeclickこと2ステッパー大王のSilvanian Familiesさん
- そしてG社最大のMCで美学校生のkotarockさん
という豪華なメンバーで「6月8日はHTML DAY」というキャンペーンに乗っかり、「HTMLとデザイン」というお題を設けて飲み会を開催しました。
生でダラダラHang Outもするなど、楽しかったです。
それぞれが持つ「今、ウェブの土俵でデザインするということ」に関する持論をストラテジックな観点ナシ、オチもナシ。という態度で語るというとても素敵な時間でした。
本当にいろんな話をしてそれぞれぜんぶ心に残っているんですが、よいどれた澤田さんが語ったこのくだりがいま印象に残ってるかも。
さわだ「こないださあ、ほら渋谷でさ、ワールドカップ決まったときの、大混乱のあれをうまくやったDJおまわりさん?」
やの「DJポリスのこと?」
さわだ「それそれポリス」
kotarock「それさ、正確にはMCだよね。説教上手でしょ?それDJじゃない。MCポリスでしょ?」
さわだ(スルー)「そのDJポリスがなにがすごいてさ、若者は暴れたいわけじゃん。うおー。ってもうそこらじゅうのもんを胴上げしようとしてるわけじゃん。そのベクトルをそのまんまにしつつ、制圧することなく、混乱を解消したわけよ。家に帰るまでがワールドカップですとかいって。みんなチームメンバーですとかいって。普通は制圧するわけよ。それじゃダメだって言って、こうしろよ。って言って。そんなんじゃうまくいかねえよ。こういうふうにしろよ。って。でもそういう態度が結局プロジェクトの進行の遅れを引き起こしてるとおもうわけですよ」
やの「急にデザインの話キタ」
さわだ「そう。相手のベクトルのまま、否定しないで落とし所に誘導するのって手間かかるようにみえて、俺の言うとおりにやれっていう態度よりかすごいスムーズに事が運ぶようにおもうんだよねえ。最近。そういうのできるひとが仕事できるひと。みたいなふうにおもうんですよねえ」
kotarock「合気道的な。相手のちからを利用して良い感じにするみたいな」
やの「あーそういう態度今っぽい。そういうプロセス今っぽいわー」
このあたりのやりとりをこれからは、ことさら意識してみたいと思った次第でした。
べつに、何にどうってわけじゃないですが、デフォルトでONの価値観としてってかんじで。
ポリスの曲で一番すきなんですよねー。
DJでもMCでもないですけど。