2008/09/26

ライフハック@ボルネオ

9/18-22のあいだボルネオのコタキナバルからグヌン・ムル国立公園へ行ってきた。


大きな地図で見る

グヌン・ムルには世界最大と言われる洞窟(ディア・ケイブ)があり、それはそれは美しかったであります。
今回コタキナバルからムルへの直行便がなかったため、ミリで乗り換え。合計3度飛行機で乗り継ぐことになった。
さらに洞窟までは距離にして3キロ弱の道を歩かねばならず、洞窟の長さは2キロほど。つまり片道5キロというわけで、往復10キロであった。ああ息子。5歳児よ。歩いてくれなきゃ担げと言うのか。
という心配をよそに、ふつうに歩いた。

で、今回気付いた息子の性能。こいつが要所要所、自分が関係ない瞬間とかで寝る。
わずか30分間の飛行時間で、ロビーのイスで、揺れ揺れのボートの上で。ぷっと目をつぶって「スカー」と寝て次の瞬間すっきりしているという。この性質によって旅行期間中は正直私よりも精力的であった。
ものすげーライフハッカー。


でかい




多い(魚が)




赤い

2008/09/25

CEATEC JAPAN 講演

表題のとおり、CEATEC JAPANで講演&パネルディスカッションします。
急に決まったのでウェブに名前が反映していません。
出版やテレビなど、コンテンツを持っている業界ってお高くて連携どころではありませんよね。
雑誌売れねえーとかテレビみねーとか言ってますが、使えて、かつ面白ければ普通見るだろう。という素朴な意見から切り込みつつ、
各方面のみなさんと多角的な視点を共有したいと思います。
標準化関連や著作権の話なども専門的な立場から情報もらえると思うので是非足をお運びください。

デジタルコンテンツの未来
~コンテンツが架け橋となる循環型社会~

10月3日(金曜日)

IS-1311:00~15:00 国際会議場 3F 303会議室

参加メンバーは以下の通りです。

テクニカルコミュニケーター協会
経営企画委員長
雨宮 拓氏

国立国会図書館 
総務部 企画課 電子情報企画室 室長
田中久徳氏

東京電機大学 
出版局 局長
植村八潮氏

株式会社小学館
法務・ライツ局 ゼネラルマネージャー
大亀哲郎氏

職業能力開発総合大学校
教授
大野邦夫氏

2008/09/09

ワイヤレス接続

最近チワワとかヨークシャーのような小型犬を無線接続して歩いている人がいますね。
超小型犬に接続するとどうもACアダプタの付いたiPodみたいになりますし、
飼い主的にはワイヤレスで扱えたほうがむしろ属人犬であることを世間にアピールすることができます。
このようなメリットもあるワイヤレス接続ですが、無論危険も伴います。
先日公園でおばあさんがチワワをワイヤレスで伴っていました。
両者同一のペースで歩いていたのですが、途中「ごーん」と聞き慣れない大きな音が聞こえてきたのです。
驚いたチワワはなんだかエラーを起こしてリセットされてしまったらしく、いちもくさんにホームめがけて走り去りました。
おばあさんはあわてて追いかけましたが、ハードの性能が違います。無理です。
結局その場に居た人間で周囲を検索するはめになりました(見つけました)。

というわけでワイヤレスで利用する際はセキュリティに配慮し、クローズドな環境で実行することが基本ではないかと思いました。

2008/09/07

ホセ?

バンコクに住んでいたとき、週に1度くらいのペースで
知らない人から電話がかかってきた。
電話に出ると、きまって

「ホセ?」

と尋ねてくる。
ホセかー。ホセなあ。

「ノー。アイムノット、ホセ。」

と返す。しかし電話の向こうはどうもスペイン語圏?らしい。
続けて何か尋ねているが、残念ながらぜんぜんわかんないです。
想像するに
「とうちゃん。ホセじゃないみたいだよ。お手伝いさんかしら。どうも、言葉もわかんないみたいなんだよ。どうしようか」
「しかたねえや。じゃあまた電話してみれや。本人が居るときもあんだろうよ。がちゃ。」

フーイズ、ホセ?などと返してみても、英語はからっきしだめなようだ。いつも途中で切られてしまう。

でも定期的にかけてきては「ホセ?」と言っていた。
かけてきてんの同一人物かなあ。ホセはどこにいったんだろうねえ。
家族の人かしら。
などと、ホセ電が来るたんびに家のものと話していたものだ。

んである日、昼間なんとなく家でだらだらしてたらドアのベルが鳴ったんで、掃除の誰かか?と思って「カー(一応タイ語)」とか言って開けたらば。

「ホセ?」

来たよ。電話の人来ちゃったよ。

ふくよかで髪の赤いラテン系のおばちゃんが二人。戸惑いの笑顔で戸口に立ってるよ・・。

「ノー。アイムノットホセ。ヒヤイズジャパニーズファミリーズホーム。ジャポネ。ジャパン。ヤーパン、イープン。ユノウ?ソーリー、ソーリー。」

と、とにかく違うんだよ。ということを必死に顔で表現すると、おばちゃんはとても悲しそうな顔をして下を向いてしまったが、

「オーケー。」

と言って帰って行った。
どっから来たんだろう。
んで、ホセ。どこいっちゃったんだろう。
あの人ホセのかあちゃんだったのかなあ。
ホセ・・。今頃家に帰ってかなあ。

と、今でもホセのことをたまに思うのである。

ホセよ、帰れよ(自宅に)。