2011/07/08

Android向けカメラアプリ 6x6cm(ロクロク)βをリリースしました

Androidのカメラアプリが少ないので、作ってみました。
ずっとギーク系ガジェットと言われてきたAndroidも、ユーザーの顔ぶれは実に豊富になってきましたね。私自身どんなふうにAndroidケータイを使ったらいいの?とか、スマートフォンって何が楽しいの?と質問される機会がとても増えました。
そこでよく回答するのがカメラアプリを使うことです。

自分が経験した楽しい瞬間とか、きれいな風景、かわいい何かとかって、写真に残したいじゃないですか。それら大切なシーンをあとで見返しては「あーあれはおもろかったなー」とか「うまかったなー」とか思う。で、21世紀になってカメラとケータイが合体してからというもの撮影のハードルは下がり楽しみかたは広がっています。
そこで常にインターネットにつながっているAndroidやiPhoneが登場して、今度はネットとカメラが合体したと。そうなると「あーあれはおもろかったなー。」にくわえて「ねーみてみて」が、むちゃくちゃ簡単に出来るようになった。
しかも、SNSという「ねーみてみて」専用施設のようなサービスと連携すれば、あっというまにリアルな行為がネットに置き換わって、写真を撮るモチベーションもさらに上がったのであります。しかも
「みてー」「おーいいね!」「良いところでしょ?」「私もそこ行ったことある!」みたいに写真を中心としたコミュニケーションにまで発展。イベントが写真にくっついてきたというまさかの体験が発生してすごい楽しいわけです。これぞスマホライフの本命。これがスマホを使う一番わかりやすくも楽しい理由だとわたしは考えています。

ところがです。上がったモチベーションのおもむくままに写真を撮りまくって共有しまくっていたら、本来大切だったはずの、写真を撮るための原動力だったはずの「あれはおもろかったなー」という「見返し行為」がめんどくさくなっていることに気付いたのです。
つまり、なんか写真を中心とした会話(イベント)があっちこっちに散逸しているために、自分の写真でありながら、いちいちあっちこっちのサービスを見に行かなきゃならないという。

写真はソーシャル化しても自分の想い出として手元に置いておくのが自然だよね。というわけで作ったのが6x6cm(ロクロク)です。(6x6cmのアイデアまとめ図)


まずは普段使いのカメラアプリとして、お手元においていただければ幸いです。
普通に12種類のエフェクトを搭載していたりして、使いやすいです。
そしてリリースしてから育てられるのがAndroidアプリの醍醐味。ご意見、ご要望も頂戴できるとありがたいです。
Good picture and communication will make your day!!

よりくわしい機能については6x6cmのサイトのニュースをぜひごらんください。開発チームの身長差が30cmくらいあります。