切り絵が好きです。切るのが好きです。
ふらっと入った渋谷の古書店で購入した滝平 二郎の作品集に、本人のサインがたまたま入っていたのも運命だとおもうくらいです。
また、今年のGWは千葉の稲毛海岸のジャスコで二日間「切り絵実演」と書かれた看板の下、開店から閉店まで切り続けても平気でした。
もくもくと切っていると、となりで景品の引き換えをやっている大学生のおねいちゃんが「好きなんですねえー」と話しかけてきました。
うん!とわたしは元気よく応えました。おねいちゃんは「わたしもー、絵描いたりとかはすきなんですけどー。」というので、それはすばらしいねーとほめかけたところ「でもー、絵描いたりとかって仕事になんないじゃないですかー。芸術とかって将来ないですしー。私実は1年間だけ武蔵野美術大学通ったですけど将来不安になってやめて、薬科大学入り直したんですよおー」というので、堅実ですばらしいねー。に変更しました。
となりに座っていたにいちゃん学生も「ぼくは英語を勉強して30代まで年収一千万くらい狙ってるんす」というので、えらいねー。こころざしたかいねー。とまたほめました。
切り絵より、ほめることに一生懸命だったGWだったなー。と今思い出しました。