2012/06/14

自由と安らぎのマルチ商法


わたしが会社をやめてフリーランスになった頃、ある人と喫茶店でお話をしました。
友達の友達だが話をきいてほしいということで時間もあったので行った訳です。
その人はお話がすきなようでした。
りんさんはこの先、どういうふうに生きていきたいですか?というので、
できるだけ自由に生きたいです。
と答えました。
するとそのひとは
りんさん、自由に必要なことは何だとおもいますか?と云います。
わたしは、うーん。何でしょうねえ。と考えたところ、そのひとはすぐに、必要なのは時間ですよ。と云いました。
そして、りんさん。時間というものは、お金がないと、得られないのです。と云うのです。
人が自由に生きられない理由を知っていますか?それはお金が必要だからです。
生きるためにお金が必要だから、人は自分の自由になる時間を放棄して、会社に勤めるのです。会社に勤めることは自由が無くなりますが、お金は保証されます。
なので、自由に生きることがしたいのであれば、時間を自由にする方法を考えるべきです。
その方法の1つが、今からわたしがあなたに提案する方法です。
と、いうロジックで、その人はなんか商品を個人的に売買する方法を知ることによって、労働にあてがう時間が少なくなること。にも関わらず、安定した収入が得られるようになること、その結果、人間が自由になることを説明しました。

そしてその一連のロジックのもっとも重要な、その生き方がどういう機構で成り立っているのかを説明されるに至る段階で、わたしは大きな失敗をしました。

サシで話しているにもかかわらず、寝てしまったのです。


いま思い出しても不思議なのですが、金を生む仕組みというたぶんその会談のキモであろうくだりになって猛烈に眠くなって、寝てしまいました。

下を向いていたので資料を読んでるふうに見えなくもなかったのだろうとおもいますが、あれだけあからさまに「ハッ!」って感じで起きたらバレるだろう。
と、我に返って猛省したものです。

後にも先にもそんな失礼なことをしたのは初めてですが、自由という自分がとてもあこがれているキーワードに対して、お金をあてがってきたそのひとに対し、凄くストレスを感じて逃避したかったんだとおもいます。
おぼこいですね。
ごめんなさい。