新刊書籍のおしらせです。
WEBデザインメソッド-伝わるコンテンツのための理論と実践
がワークスコーポレーションより発売されます。
「改めて学ぶ、WEBビジュアルデザインの鉄則をまとめよう」というテーマに基づいて執筆いたしました。
ここさいきん、デザインという言葉が使われる機会はほんとうにふえました。
このデザインという言葉ですが、「ものづくり」という現場で使うばあい、じっさいに現場で行われる実務内容はなんでしょうか。
設計作業か。何はなくとも、お絵かきか。
どちらもデザインという作業においては欠かせない実務です。
とくに設計に関する作業の重要性は近年でもっとも注目すべき点ですから、このあたりの理論書は増えているようにおもいます。
しかしながら、お絵かきの分野、見た目のデザイン(ヨーロッパ風にいうとスタイリング)についてはどうでしょう。
矢野は、あまり詳しいものがないように感じていました。
ではひとつ、つくろううではないか。
というのが本書を執筆した動機です。
しかし、頭から読むと、インタラクションデザインとは何か、とか、設計とは何をすることか、といったようなやや抽象的な解説にであうこともあります。
それはビジュアルデザインには関係ないではないか。と、思われるかもしれません。
ところがここははずせない部分です。ビジュアルデザインを担当する場合、なんのためのビジュアルなのか、ということを理解する必要があります。とくに読者が学生であれば、この点に関する理解は不可欠です。
そこで、あるていど抽象的な内容も含むということを、ここに述べておきます。
カラーリングをはじめ、タイポグラフィから、画像解像度まで、ビジュアル担当者が知っておくべきセオリーの数々を、ぎゅっと1冊にまとめておりますので、どうぞワークスコーポレーションのサイトなどから見本のページをごらんになってください。
みなさまのお役に立てることをこころより願っております!