2009/02/10

日本Androidの会の勉強会

2009年2月9日、日本Androidの会の勉強会で登壇させていただきました。
今回の登壇者はジャーナリストの林信行さんと矢野。林さんはiPhoneマーケットの広がり具合の報告とアプリのトレンドを解説。矢野はデザイン畑の人間が考えた携帯アプリのアイデアを提案しました。
iPhoneは発売以来たったの1機種で全世界のケータイシェア約1%を占めるまで市場を広げているという話。1%といっても世界規模で、他のメーカが数機種を投入していることに比較すると相対的に凄いぜ。というあたりが「世界市場」をリアルに考えるための示唆になりました。
思えば、現代のPC上で動作するUIデザインはAppleが祖であります。
AppleがPCを文房具にしてからまだたったの26年。
机規模の道具が筆箱並みになり、「マウスって何?」といつ言われてもおかしくないね。この流れもAppleが牽引してきたことだというのは、ラップトップからクリックボタンを取っ払ったMac bookを見ても明かでしょう。
26年間ずーっとinteraction designのお手本を作り続けてきたApple。みんなのネタ元であり続けてきたApple。「ボーカル担当」が変わったらさすがに音楽性変わるかもしれませんね。WaltのいないDisneyは、それこそボーカル担当、Jobs将軍の興したキャラたちという新メンバーで強化されたがAppleはどうなるのだろう。
いや、Appleは大丈夫だとしてもAppleのマネをすることで走りまくってきた国内のinteraction design業界はどうなんねん。ということを考えなければならん時に来ておるのです。