ブラほしさに百貨店の下着売り場へ行った。
痩せたので合うのがなくなったのと、最後の一個を床に置いていたら猫がしっこをかけてくさくなったからである。
ここに来るのは6年振り。と、売り場の女性にこくったら、ブラは進化しているという。
「これなどどうです?カップが浅くてかくれるのはちくびくらいなものですが、うれすじです。」というので、どういうことかと思ったら、つけただけで「ほしのあき」状態にもっていくという。ちくびくらいなもので、どうやってあげるのか。しくみは簡単である。まず、カップの脇でもれちちを集める。そしてちち下のホールド部分と肩ひもで上に上げる。おわり。
普通のブラは谷間の部分までカップが及ぶが、ほしの系では谷間に布はない。手ブラで乳首ぎりぎりをかくした状態を想像していただきたい。あの様子を布で再現した感じだ。谷間に布をあてがわないことで、肉のぷりっとした盛り上がりが自然に出る。以前のモデルはつけている人のマインドに配慮して布多めであったそうだ。たしかにカップがしっかりしていると、寄せて上げることは出来ても上げ底感があった。肉が元気。という印象を出すにはこれしかあるまいよ。
と、ブラの今に驚愕しつつ、金で谷間が買えるならと3つも寄せ系にした私だが、それ以上に驚いたのは揃いで購入しようとしたショーツについでである。
「Tバックですか?ローライズですか?」と当たり前に聞くので驚いた。
え?Tバックってそんな普通なの?と、かあさん売り場の人にむしゃぶり訊いてしまったよ。
だってパンツはいたときのシルエットが。とか普通の返答だったがさ。してもさ、おとこの人たち考えたことあるかい?
ぴったりぱんつでおけつがつるっとしてる女性はTバック。
というのは想像できる範囲かもしれないが、
ぴったりぱんつでおけつがつるっとしてるTバックだから剃毛。
とまでは思ってないかもしれないので一応言うが、剃らんと履けんからね。
かあさんさー。Tバックって玄人のもんだと思っていたから古い人間なのね。ということは21世紀はさ、超剃毛時代ってことよ。
まゆげもわきげも何毛もそらんと外に出られないということだべさ。
でもTバックだけど剃ってねえよ。って人がいたら好きだな。お前にとってショーツって何よ?という話で朝まで飲みたいね。