2008/12/22

CSS Nite in Ginza, Vol.29

参加者の皆様、お世話になりました!!
遅ればせながらCSS Niteのあとがきです。
公式サイトから取り上げていただいたブログも拝見しております。

とくに藤本さん、論理学という見地からCSS Nite in Ginza, Vol. 29&忘年会(The blog of H.Fujimoto)
でのツッコミありがとうございます!!

これは多分、二重否定に関する話題の前に、矢野が「●●は、●●というものです」に対する解説の中で使った
「何々と『もの』は対応しない。逆も真なり。という状態に書くことが適切」という発言をふまえての突っ込みと考えます。
例文でいくと「HTMLはウェブページを作るものです」という言い回しが抽象的だ!という。
「HTMLはウェブページを作るマークアップ言語です」が妥当ですよ。と解説したくだり。

逆も真なり、という言葉。解釈にはかなーり諸説ありますゆえ、藤本さん的にはそのあたりも心配してくださったんだろうなあ。
その後、「イコールの関係がなりたついいまわしを」とか言いましたから、矢野は論理学の領域をソフトに踏んでます。
その流れで二重否定の話題に入ると論理の話かレトリックの話かわからなくなりますよね。
むうー。言葉の話題は難しい〜。文学、哲学、理論学、修辞学・・ことばに関する学問は多岐にわたりますから、知っていれば知っているほど物言いには慎重になる。というわけですね。この議論の広がり。ときめきます。藤本さんのおかげですね。
しかし。今後とも矢野としては勇気を持ってどんどん切り込んで行きたいっす!!そしてまたつっこんでくださいね。

とはいえ、例題の解釈に議論の余地あり。というところでしょうか。

「HTMLの仕様を理解しない限り、コーディングの仕事はできない」
あらため
「HTMLの仕様を理解すれば、コーディングの仕事ができる」

どっちにしても、乱暴だ〜(笑)。
しかし、この一文を、コーディングの仕事を始める入門者に対して激励の意味を込めて投げかけるとした場合は絶対後者がオススメです。
仕様を理解したあと「それだけじゃだめじゃん」と気がついても、とりあえずなにをやればいいのかという目先のことは、肯定的に表現したほうが分かってもらえるはず。や、分かるだけでなく行動につなげるというのが大事です。
もし私が二重否定で言われたばあい「うるせえよ偉そうに」とか無駄に反抗しちゃいますから!私だけか!?

言葉もデザインも、用途の見極めが大切。そのうえで適切な表現をしよう!ということですね。

補足です:crema designさん「CSS Nite in Ginza, Vol. 29に行ってきました。」にて、話題を広げてくださりありがとうございました!!