2015/11/09
鍋のつつきかた
主観的ですが、こんなかんじです。
韓国
基本、ダイレクトにお箸で取ってそのまま食べるかんじ。自分のぶんを小皿とかに取ると「はしたないよ」といって注意されたことがあります。最初はびっくりしましたが、それぞれの箸さばきの上手下手で取り分が変わるので、すごく平等です。
中国
韓国のように「マナーの違い」で注意されることはない..というか基本的に食事マナーが存在しないみたいですが、韓国同様、食べる分だけ取るかんじ。取り皿は存在しますが、あんまり「確保」しないです。みんなそれぞれ自分がひと口で食べるぶんだけ取って、他に回すかんじ。ただ、自分以外の他のひとがどれだけ満足したかはいつも気にしていて、そんなに気にすんなよ。と思います。
タイ
そもそも大皿をみんなでつつくという習慣がないと思います。
鍋すらMAX二人用というかんじ。あるいは、大鍋だと取り分け専用マシーンみたいな人間がテーブルに付くかんじ。
日本
手元の皿にがっつり取り分けますね。
で、面白いのが、日本の「手元にがっつり」です。
取りながらも、挙句残したりしますね。なんか、中国や韓国と比べると、全員でシェアするというより、グループ内で奪い合ってるみたいに感じることがあります。
一瞬意地汚いように思えますが、わたしはこれを「自分のぶんがどれくらいなのか、慣れてないからわかんないのが日本」にように考えています。
つまり、中国とか韓国は昔から、共有物のうち自分のぶんは自分で取ることに慣れていたんじゃないかなあ。と思います。
日本は、鍋奉行とか、そういう「仕切り役」のひとが分け与えていたので、自分がどれくらいを消費するか、わかっているひとはあんまりいないんじゃないかと。
タイは、まあ、なんだかわからないです。衛生上の問題もあるかもしんないですけど、鍋だと、煮えてるからあんまり気にしなくていいとはおもいます。
だからどうしたというわけではないですが、文化の違いというのは鍋の食いかたにも出るのだなあ。
と、思っているのでした。
2015/10/16
Facebookをやめてしばらくたった感想
2015/09/18
Facebookアカウント消してみた
2015/08/13
マッドマックス怒りのデス・ロードは産みの苦しみをわかってる映画
2015/08/04
在宅勤務はできる人を見分ける手段かもな
という趣旨の報道番組をみました。
在宅勤務というと、なんとなく雇用側が被雇用者の利便に配慮し歩み寄って、そのような特別な就労形態を「許容した結果」みたいに思ってました。
しかしなんとなく番組に登場する被雇用者の表情とか働きぶりをみて、
ああ、これはひとつの、やる気のある人間、もっとも雇用すべき人材を見分けるために有効な、雇用側の攻めの姿勢になり得るのだな。
と、感じました。
在宅勤務を選ぶ人の多くが育児を理由にしています。
自分も育児中ですが、ぶっちゃけ育児は仕事を持つ者にとって弱点です。
長時間労働がしにくいし、子供の病気とかイベントでスケジュールは振り回されるし、出張もままなりません。
いっそ仕事場を自宅にして、会社との往復時間も削減できれば育児との両立はかなりしやすいでしょう。
そうした利便がある一方で、育児をしながら(しないでも)実は在宅で仕事をするというのは簡単なことではないです。
まず、かなりの自己管理能力が問われます。子供と一緒に昼寝して起きたら夕方だった。では済まされないですし、そもそも自分の担当部分の作業進捗の報告は、かなり詳細にしないとチームメイトや同僚に多大な迷惑をかけるはずです。
在宅勤務というと自由気ままなイメージがありますが、実は人一倍他人に対して気遣いができる、コミュニケーション能力の高い人間でないと、務まらないです。
また、人並み以上にチームや組織全体の目標に対して強い貢献心がある人こそ、在宅勤務ができる人とも言えるのではないでしょうか。
自分自身の弱点をよく知っていて、それを克服するための仕事スタイルを積極的に模索する貢献的精神の強い人間を従えることが、組織にとってはメリット大きい。という切り口でそろそろ在宅勤務を語るのもいいんじゃないでしょうか。
で、いいこと言ってるようにみえますが、早い話が在宅勤務を取り入れてくれよう。という、残業の多い時短育児中被雇用者の利己的なつぶやきなのでした。
2015/06/25
深セン,東京
2015/05/14
小学生が考えた、BBA(ババア)の価値
「まず、若くてー、美人でー、なんでもゆるしてくれる人」
というので笑いました。
「でも...。美人だといろいろきつくて、ゆるしてくれないことが多いようなきがするな...だったらまあ、若くて、なんでもゆるしてくれるだけでいいや。」
「ケッ...。小学生バカだな。ママは若い女の子にはないもの持ってる。ちゃんとした仕事と、金だ。」
「ハッ...。バカだなママは。そんなもんふつうだれもよろこばないんだよ。ママみたいなババアはね、相手のことをなんでもゆるす、ゆるいきもちが一番だいじなんだよ。」
「ハァ?ママもちょっと前は30代だったしいまも30代んときとたいしてかわんないし金や仕事だってだいじなんだよ。」
「あのねえ...30代も40代もおんなじ。ババアはババアなの。いちいちぐちゃぐちゃ言っちゃあダメなんだよ。男は、どーんといきる(意味不明)。あ、(ワンピースの)メリー号の最後のとこ読む?ぼくこのシーンだいすきなんだよなあ。ババアにはわかんねえだろうなあ。」
「てめえそうですか。ババアの価値は、やさしさかあー。へー。」
と、言いながら、単にものわかりのいい人間になぞなるものか。と、おもいました。
2015/05/05
子育てしながら書籍を執筆する方法
企画の立ち上げから約1年近くかかってしまいましたが、なんとか出来上がり、よろこびもひとしおです。
企画スタート時は妊娠5ヶ月くらいでした。その後出産し、娘もやっと今月で8ヶ月。
出産直後1ヶ月間はさすがに体調も万全でなくまるっと休みましたが、日々ちょっとずつタスクをこなせばなんとかまとまった仕事ができるものだなあ。
執筆するにあたり気をつけたこととかを思い出のために書いておきます。
1.配偶者と部屋を分ける
何を急に...と思うかもしれませんが、配偶者がいて、家で自分の仕事をする場合これがけっこう重要です。
仕事から帰り、疲れて布団に横たわった数時間後ゴソゴソと起きだす嫁さんは結構クレームの対象になります。自分ごととして考えても、どんなに褒められた理由であれこっちがゆったりしてるタイミングで嫁や夫が夜中や早朝、仕事に励む姿というのはぶっちゃけ迷惑でしょう。寝る部屋は別にしたほうが気兼ねなくいろいろやれます。
私は部屋が別なおかげで4時起きでごそごそやっても誰にも迷惑をかけずに済んでいます。
2.毎日ちょっとでもすすめる。ゼロの日をなるべく作らない
10分でも20分でも時間ができたら原稿に目を通すようにしていました。あたりまえですが、少しずつでも成果は成果なので、1日でも早く完成に近づきます。また、コンスタントに執筆しているほうが章ごとの関連性とかもすぐ思い出せるのではかどる気がしました。
3.ラップトップで充電しないで作業する
うっかりすると子供は泣くし寝不足で体力が落ちているせいで集中力も散漫になりがちです。そんなとき充電しながらゆったりやってると効率が下がる気がしました。そこであえて充電せず「こっ...この充電が続く限り作業をし続けるのだ...」という環境に追い込みます。すると、自然と集中力も続く気がしました(気のせいかもしれないけど)。
4.休めてないことを自覚しない
しっかり休まないと頭脳労働できない...という思い込み(いや、ホントかもしれないけど)を捨て、万年ビバーク状態(子供の夜泣きやら授乳やらでまだ3時間以上連続して寝られません)を受け入れ、すきま時間を活用すればたいがいのことはできるようです。
そんなの続かないわい。と、12年前長男を産んだ時も思いましたがまだ当時とさほど変わらず(疲れやすくはなったけど)生きているので、あと数年は続けられるんじゃないかしら。(´∀`*)ウフフ
とにかく休むこととかゆっくりホゲホゲするなどという、あたかも蜃気楼を追う砂漠の旅人のようなマインドを捨て、目の前の2時間とか1時間喜んで「おー寝たなー」とか言ってればなんとかなるみたいです。
以上、書籍執筆のためというか、日々私が心がけていることとかです。
あと、今回の書籍執筆貫徹に際しては非常に優秀な編集担当者のかたが、私がやりやすいように作業をまとめてくださったり、図版の作成をお手伝いしてくださったりしたことが強力に作用しております。
だいぶアートディレクションに助けられている構成だし...普段もそうだけど、チームに恵まれたことは本当にラッキーでした。(∩´∀`)∩ワーイ
これからも毎日ちょっとずつ仕事がんばろう...
2015/05/01
昼間のヒルズの意識高い話
2015/04/07
Simeji 危険!という記事
2015/04/01
困った時は相談してほしいのよ
2月、4月と目黒区の保育園応募に落ち続けています。
落選通知のなかに「xx保育園は開園準備が整いませんでした。この園に応募したかたは応募先を変更してください」という連絡事項も入っていました。
とくに何の理由も記載していなかったので、保育士の応募が間に合わなかったのだろうか..と思っていたら、先の報道により、保育園建設後に周辺住民の反対にあい、開園を取りやめたのが理由だったのですね。
NHKのニュースの近隣住民へのインタビューを見ました。
初老のかたが3名ほど「なあ〜んの都合伺いもなしに急に保育所を作りましたって言われてもねえ!」「事前になんの連絡もなかったわよ!」というかんじで結構怒っている様子です。
当該地域は相当閑静な住宅街です。
そうしてこのような地域では、常に誰かが家にいます。うちのように家族全員日銭を稼ぐようなライフスタイルではない人も多いですから、静かにお家を管理運営するかたが常駐しているわけです。
また、家にいれば相当「地域の構成員」としての自覚は高いです。わたしはインタビューを受けた人が、騒音に対して不安、不満を抱いているというよりも「区が何の相談もなく作った」ということに対して怒りを感じているんじゃないかと思いました。
で、翻って私のように保育所を求めて日々彷徨い続ける 側としても思います。
保育園が開園できなかったちゃんとした理由をちゃんと教えてくれればいいのにな、と。
地域の問題なのだから、本当の理由をちゃんと開示して、じゃあどうすればよかったのか、みんなで考えればいいじゃないか。と。
少なくとも、区役所ではマネージできなかったわけですよ。保育課の人たちにだって限界はあるでしょう。
区の職員さんが「親がみんなで保育所作らせてくれって地域住民に頭下げてお願いしてくれ」って言ってくれたら、やりますよ。
面識もない組織が管理する知らない子らの出す音は騒音かもわかりませんが、ひとりでも知ってる顔がいればそれは「声」として捉えられるかもしれないし、人間そんなに不寛容じゃないと思います。
区役所のみなさん、困った時はぜひ市民に相談してください。
2015/03/25
姉ちゃん
死因は風邪からの肺炎です。子供がまだ手のかかる時期で、自分のケアをあまりしていなかったせいかもしれません。
これまで姉ちゃんはどんなことがあっても私のことを無条件で褒めてくれました。
とくに子供そっちのけで仕事に邁進する私を「やれることがあるんだから誰に何を言われてもがんばるあなたは偉いんだ」と言ってくれることに私は気を良くしていました。
うれしかった。姉ちゃんがいなくなったのは辛い。
でも、失ったことは諦めなければいけない。
姉ちゃんは自宅で死んだもんで人相が変わっていて、あわてて会いに行ったもののなんだかほんとに姉ちゃんか?という感じで、未だにあの葬式は夢じゃないか?と思います。
自宅で死ぬと必ず検死されます。検死は頭蓋も開けますから、閉めた時に顔の皮が引っ張られるせいでかほっぺを両手で引っ張りあげたみたいな顔になります。そんなことで、小じわもないし、口角も不自然に上がりっぱなし。口が空いてしまうという理由で顎にはつっかえ棒みたいなのをやってるし、内蔵も出しちゃたのか体はぺったんこだし、どうも姉ちゃんな感じが薄い。
でも、あれからずっとメールも来ないし、電話もしてきてくれないから、あれは姉ちゃんだったんでしょう。
姉ちゃんが死んで、姉ちゃんが結婚しているということをあたらめて認識したことが、自分ごととしても、びっくりした。
姉ちゃんは私がよくしらない家族のお墓に入るんですね。姉妹でも姉の結婚した相手の家族を知る機会は多くはなくて、元気なときはそれで面倒ないのでいいのですが、こうなるとあらためて「あれ??」と、勝手ながら思ってしまったことに、驚きます。
私の場合はどうなるんかな。と、葬式の帰りにふとおもいましたので、夫に「そういや墓のこととかちっとも考えたことないけど、私死んだらどうするの?」
と、きいてみました
すると夫は「燃やしてロケットに入れて宇宙に打ち上げるよ。打ち上げとか、観たいし。」と言いました。
それがいいなー、と思います。
姉ちゃんルースターズ好きだったなーと思い出します。
もうすぐ49日です。
2015/02/27
モバイルウェブ最前線 レポート
「モバイルウェブ最前線」
デベロッパー アドボケイト
北村 英志
- AKQA Winterlands
- Web RTC Skyway
- Web RTC viewerはこちら *P2P通信で動画を共有
- Web Audio Midi
Web MIDI APIではシンセとブラウザを繋げることも可能 - Web ComponentsのGoogleタグのデモ
Googleのカスタムタグ置き場を参照
2015/02/26
Google for モバイル アプリ Google と切り開くアプリ ビジネスの未来 基調講演レポート
- アプリを持ってない人
- アプリに関心のある人
- 課金できそうな人
- iOSのリポーティングも可能になったこと
- 複数デバイス(Appからウェブ。ウェブからまたAppなど)にまたがるコンバージョンを測定できるようになったこと
会場全体の雰囲気的にはGoogleのイベントらしく開発者が多かったようにおもいます。
自社サービスのプレーヤーと受託開発の内訳は不明ですが、マーケティング的な内容の人気も高かったです。
セッション内容は網羅的で、開発者が知らなそう、かつ、情報収集がめんどうくさそうなデザインやマーケティングの比較的新しい内容をざっとコンパクトに紹介しているかんじでした。
で、帰ってから早速、そうかーGoogle Analyticsをちゃんと導入して..と、サービスのスケールに合うタイプを見たら月額150万から...。
フリーミアムからのダイナミックなマネタイズの実例をまざまざと見せつけらた瞬間でした。さすがです。
2015/02/24
Developers Summit 2015 フォローアップ
資料を公開したあと、テクノロジーを駆使したものづくり 界最強のファシリテーターでありプレイヤーである安藤幸央さんに、講演で触れた「むずかしいこと」の解決の糸口を教えていただきました。
以下ゆきおさんからのメッセージ
僕らが心がけているのは
2015/02/06
育児休暇明け1週間
2015/01/30
Gitとかわかんなくても死なないです
私思うのですが、今現在わからないことって、今現在は覚える必要がないことじゃないでしょうか。人間、やらなきゃならないときこそやれるようになりますから。
つまり、今すぐやらなくてもいいようなことがやれないことでおびえたり、悩んだりしなくていいと思います。
あと、いわゆる「叱り系記事」とか「脅し口調」は、昔から出版社があえてつかう、入門者に向けた「売り文句」の典型です。だから、そういう記事を書く人はおそらく自分自身が人にgitとかPhotoshop以外の作業手段なりをセミナーとかで教えることをなりわいとしているのでしょう。だから、そういうふうに怖がらせて自分自身のナレッジの必要性を伝えているのですね。営業トークかー。と思って聞くと、もうちょっと冷静になれるはずです。
いや、それでもデザインコミュニティにはもうすこし積極的に作業効率化の手段を広めたほうがいい。という 意見もあるとおもいます。今必要かどうかは別として。
で、そういう「お互いのナレッジをオープンにしていこうぜ」的な運動ってふつう楽しそうにするとおもうんですよね。そうでないと人寄ってこないですし。
その場合、これ知らないと失職するとか落ちこぼれるとか脅さないんじゃないですか。
なんかおもしろそうだからまざりたい〜みたいな雰囲気出すと思うんですよ。
立場逆ですけど、開発者がデザインプロセスを知ってプロトタイピング効率化しようぜ。といったムーブメントがGoogle VenturesのDesign Sprintとかであるじゃないですか。
あれってもともと知る人ぞ知る知識としてありがたがられがちなプロダクトのUX向上プロセスの考えかたとかも入ってて、そういうのって今いろんな人の飯のタネになってて、UX教えるから金よこせとかワークショップ開いてコンサルしてやるから金払え的なことにすぐなりがちがとおもうんですけど、そういう知識をオープンにしちゃおうぜ〜。広めちゃおうぜ〜。ナレッジで食うんじゃなくてつくったもんで食おうぜ〜。というのがすごい小気味いいというか、そうそう、本来それな。というふうに思いますし、なんかBlogの口調とかも面白おかしくて明るいんですよね。
あ。
そう書いてて思ったんですけどどうもデザイン村ってナレッジのある人がこう、すぐそれで食おうとするせいかもしれないけど「ええ〜?そんなこともしらないのお〜?」みたいにすぐ相手の劣等感に刺すコミュニケーションしかけてきがちな気がしますね。
それはそれでプロだなー。てだれてるなー、と思いますが、楽しげなほうが好きだ。
という私の気分だけの話でした。
いや、もしかするとSNSみるな。というだけの話かもしんないですけども。
楽しげ。という言葉で直感的にファンカデリック思いついたんですけど、今見ても開始0.5秒で笑わされてしまいます。両手を広げてわーって走ってくるメンバー。これがムーブメントですよ!
2015/01/06
2015年
Think globally, act locally. という説教フレーズが教えるように、ネット越しにいろいろ言ってるだけでそこそこ面白かった日々は終わったです。
なんせ大人になって20年以上経ってるので目の前のゴミだって拾っていかないと何事も成せぬだろうことはわかる。偉そうなことをいうだけでは時間が足りない。
あとはお互い肯定しあえる環境を家庭内に維持して、心の平静を保つことがますます求められる。
変化し続けられるアビリティを「若さ」というんだってね。
多様性っていうのは多様な趣向を持つグループの集合でなく、ひとりの人間が複数の趣向を持つことだとジェフ・ベゾスは言ったらしいが、たしかに、わたしはこういう人間だから。みたいなのって古いよね。
くだらない叱り記事や他人の下手くそなモノサシで計られる自己診断テストは無視しながら、自分のなかの多様性と世界を肯定できる知恵を楽しむ。
そういう年になりますように。いや、なる。