先日子供が熱を出したので明るいうちに家に帰ろうと歩いていたんです。
そのときひさしぶりにききました。「もう、勝手にしなさい」を。
例えば、職場で自分ではどうにもならない問題が発生したとして、それでも責任を感じながら、保育園のお迎えの時間がせまり、お迎えに向かいながらもそのことが気になって、そわそわイライラしていることを子供に悟られ、帰りに悟った子供がかまってほしくなり、自転車の子供イスから勝手に降り、走り回り、さらにいつもは欲しくもない自動販売機の前で、ほしいほしいといって泣きながら飛び跳ねて、もう遅いから行こう。かえろう。さあ、おうちでもっといいものあるから。と言っても聞かず、急に手を振り払って走りだしたと思ったら、いままで苦労して上がってきた坂を走って下って行ったりして、そんな時、「もう勝手にしなさい!!!!!」って言います。
私も今までに自分の子供に何度か勝手にしなさいと言いました。
で、そのうちの1回で、ほんとに息子の野郎が勝手にし、発見するまで1時間かかったことが有りました。
その時思ったのが
毎日のことで、でも本当にいろいろあって、で、ほとほとに疲れて、本当に疲れて言った
「もう勝手にしなさい」
で、子供に大怪我をさせたり、最悪の場合、取り返しの付かないことになったりした人は、いるだろう。ということです。
で、私はそれ以来、私の周囲で「もう勝手にしなさい!」を聴いた時は、勝手にしてる子供を全力でとっ捕まえることにしてます。お母さんを守るために。
言いたいよね。勝手にしなさい!!!って。
でも、そんなついうっかりいったことの責任をお母さんだけが取らなきゃいけないのはなんだかやだーーーーーって私は思っていたから、自分の身の回りでそれを言わなきゃいけなくなった人は、自分のちからで守れたらいいなあと思っています。