基調講演をざっとレポートします。
「Google と切り開くアプリ ビジネスの未来」
Google Play アジア太平洋地域統括副社長
クリス ヤーガ
アジアは世界の中でもモバイル1stが顕著な地域。
Androidは現在も毎日150万台アクティベートされている。
Nexus Playerの発売を控え、GoogleはPlay上のアプリ、映画、書籍のコンテンツの活用の場を一掃押し広げる。
世界でアプリは毎日20億ダウンロードを記録している。
日本は世界でもアプリの売り上げTOP5の地域に入る。
特にゲームメーカは重要なPlayerで、日本のアプリはここ数年で日本の外でも以前より4倍もの売り上げを伸ばしている。
今後ユーザーエンゲージメントを高めるためには(ユーザーの長期的な幸福を目指すという意味における)「アプリの品質」がより強く問われるようになる。
また、ユーザーの限られた時間、スクリーンサイズを考量したインタラクションが重要だ。
そのインタラクションのスタンダードがMaterial Designだ。
Money Forward(家計簿アプリ)は2014年10月にMaterial Design対応してからたった2ヶ月で120%DAUを向上させた。
Fril(フリル)は2014年10月に対応、その後2015年には2週間のリテンションが20%向上した。
「アプリ ビジネスを成功に導くための Google の統合的ソリューション ~ 宣伝・分析・収益化」
モバイル ディスプレイ広告製品開発本部長
ジョナサン アルファネス
JOE Inc.の事例を紹介
Googleがベンダーと直接やり取りしてアプリのグローバルマーケットにおけるプロモーション施策をコンサルする様子を動画で紹介。Googleは個別対応するという点を強調。
ほかに
といったサービスと連携しているとのこと。
収益を上げられるアプリのほとんどはフリーミアム。
まず無料でダウンロードしてもらい、ユーザーのアプリ内動向を見極めた上でアプリ内課金に挑戦するスキームが成功しやすい。
アプリの中でユーザーどのように好んで行動するのかに注目して正しい収益化を行うためにはGoogle Analyticsの活用が欠かせない。
目的はプレミアムユーザー(アプリに対しお金を支払った経験のあるユーザー)をエンゲージすることに集中すること。
ユーザーのセグメント化が重要。
- アプリを持ってない人
- アプリに関心のある人
- 課金できそうな人
それぞれセグメントして広告を出す
モバイル広告は「量」でなくユーザーの質を見るマーケティングに変わってきた。
アナリティクスの2大新機能は
- iOSのリポーティングも可能になったこと
- 複数デバイス(Appからウェブ。ウェブからまたAppなど)にまたがるコンバージョンを測定できるようになったこと
Admobのメニューにはオーディエンスビルダーという機能があり、ユーザーのセグメント化に効果がある。
memo
「モバイル アプリを支えるGoogle Cloud Platform のビジョンと展開について」
Google Cloud Platform Product Management 本部長
グレッグ ディミチュリ
事例としてinstacartの説明
以上
会場全体の雰囲気的にはGoogleのイベントらしく開発者が多かったようにおもいます。
自社サービスのプレーヤーと受託開発の内訳は不明ですが、マーケティング的な内容の人気も高かったです。
セッション内容は網羅的で、開発者が知らなそう、かつ、情報収集がめんどうくさそうなデザインやマーケティングの比較的新しい内容をざっとコンパクトに紹介しているかんじでした。
で、帰ってから早速、そうかーGoogle Analyticsをちゃんと導入して..と、サービスのスケールに合うタイプを見たら月額150万から...。
フリーミアムからのダイナミックなマネタイズの実例をまざまざと見せつけらた瞬間でした。さすがです。
会場全体の雰囲気的にはGoogleのイベントらしく開発者が多かったようにおもいます。
自社サービスのプレーヤーと受託開発の内訳は不明ですが、マーケティング的な内容の人気も高かったです。
セッション内容は網羅的で、開発者が知らなそう、かつ、情報収集がめんどうくさそうなデザインやマーケティングの比較的新しい内容をざっとコンパクトに紹介しているかんじでした。
で、帰ってから早速、そうかーGoogle Analyticsをちゃんと導入して..と、サービスのスケールに合うタイプを見たら月額150万から...。
フリーミアムからのダイナミックなマネタイズの実例をまざまざと見せつけらた瞬間でした。さすがです。