2008/08/29

ルードの昆虫記

夏も終わりですね。

そんな中、子供と毎日Animal Planetの「ルードの昆虫記(Buggin' With Ruud)」という番組を観ている。
Ruud Kleinpasteさんという虫好きのおっさんが虫の魅力を過激に伝える。という内容だ。

具体的には

1.キラービーの巣に突撃して怒らせ、自分を襲わせる(何をしたら怒るのかという実験。正解は息をはきかける)
2.蚊の大群に飛び込んで手袋を脱ぎ、おもうさまたからせて血を吸わせる(限られた範囲に蚊がどれだけたかるかで、全体の総数を調べようという試み)
3.血すい蠅の群れに手を突っ込む(血すい蠅は刺すのでなく噛むということをわかりやすく紹介するため)
4.ゴキブリの群れに足を突っ込む(ゴキブリがスネ毛を食うかどうか実験)
など。

さかなくんなんか、甘いね。ニュージーランドの虫くんは、過激だよ。

1の時なんか「あー、いたいいたい。くるぶしをねらって9カ所は刺されたよー」と軽く言ってた。死なないのか?そのくせ2で「いたいなー。ぼく、死ぬかも」とつぶやき、3では手を血まみれにしながら痛さのあまり目に涙をうかべていた。そして一番キツいのでは?と思われる4では意外にも「ゴキブリエステで足もつるつるだよー。あれ?いててー。間接の裏の、肉の柔らかいところをかじってるよー。いたいよー」といいながら笑っていた。凄い。
昔ものの本でインドの拷問というのを読んだがそれには
「やわらかい泥と数十匹のゴキブリをまぜ、泥団子にしてお椀に入れる。それを拘束した人間のへその上に伏せて乗せ、お椀のおしりを棒でがんがん叩くと中のゴキブリがあわてふためきへそに集中。腹の肉を噛んだり両手で掘ったりするのでだいたいの人間は耐えられず気が狂います。」と書いてあった。
すげー。ゴキブリに噛まれるって精神的にキツいことなんだなあ。と思っていたので目からウロコ。いや、3の血すい蠅だってかなりやばい。日本では「ぶよ」というのが近い種類だが、こいつに噛まれたらゴルフボールくらい腫れるし、1週間は痛さのあまり酒も飲めないよ。おっちゃん20カ所は刺されてたな。大丈夫なのか?面白いのでなるべく長くやってもらいたいのだが。

ルードさん。目が離せません。