魔法少女まどかマギカの全話を初めて見ました。
うちの息子が成長してそのような作品に興味を持つ年頃となり、観ていたのを横でながら観しました。
まどかちゃん、好きです。
いいわー。キューベーじゃなくても保育したくなるわー。
迷いながら正直にブレる。
この、大物の条件を満たすキャラクターを簡潔に描いていている、素晴らしい青春ストーリーでした。
ただただ正直に迷う。と、いうことの素晴らしさは、その正直さに惹かれるという重力が生まれることですよね。その結果、チームまどかちゃんができる。
自分はこういう人間だから!と早いうちに自己規定したり、ありのままのーすがたみせるのよー。って氷の城作るタイプの弱点は、チームができにくいことです。
いきものは、チームがないと、スケールしない。
でもチームは、自分の性質や力量にこだわる人間には、作りにくい。
そういう、伝え方を間違えると若い感性に無視されそうなことをはじめ、もっと詩的な、壮大な、質の高い神話をいい感じに魅せてくれるのが、魔法少女まどかマギカという作品だと思いました。
ローティーンとして新鮮でいい作品に出会った息子が羨ましいなあー。
親として少年少女をインキュベートしているかたにもぜひオススメしたいです。