2月、4月と目黒区の保育園応募に落ち続けています。
落選通知のなかに「xx保育園は開園準備が整いませんでした。この園に応募したかたは応募先を変更してください」という連絡事項も入っていました。
とくに何の理由も記載していなかったので、保育士の応募が間に合わなかったのだろうか..と思っていたら、先の報道により、保育園建設後に周辺住民の反対にあい、開園を取りやめたのが理由だったのですね。
NHKのニュースの近隣住民へのインタビューを見ました。
初老のかたが3名ほど「なあ〜んの都合伺いもなしに急に保育所を作りましたって言われてもねえ!」「事前になんの連絡もなかったわよ!」というかんじで結構怒っている様子です。
当該地域は相当閑静な住宅街です。
そうしてこのような地域では、常に誰かが家にいます。うちのように家族全員日銭を稼ぐようなライフスタイルではない人も多いですから、静かにお家を管理運営するかたが常駐しているわけです。
また、家にいれば相当「地域の構成員」としての自覚は高いです。わたしはインタビューを受けた人が、騒音に対して不安、不満を抱いているというよりも「区が何の相談もなく作った」ということに対して怒りを感じているんじゃないかと思いました。
で、翻って私のように保育所を求めて日々彷徨い続ける 側としても思います。
保育園が開園できなかったちゃんとした理由をちゃんと教えてくれればいいのにな、と。
地域の問題なのだから、本当の理由をちゃんと開示して、じゃあどうすればよかったのか、みんなで考えればいいじゃないか。と。
少なくとも、区役所ではマネージできなかったわけですよ。保育課の人たちにだって限界はあるでしょう。
区の職員さんが「親がみんなで保育所作らせてくれって地域住民に頭下げてお願いしてくれ」って言ってくれたら、やりますよ。
面識もない組織が管理する知らない子らの出す音は騒音かもわかりませんが、ひとりでも知ってる顔がいればそれは「声」として捉えられるかもしれないし、人間そんなに不寛容じゃないと思います。
区役所のみなさん、困った時はぜひ市民に相談してください。