2013/02/07

小学三年生が考えた最強の布陣

母:ねー。もし戦に巻き込まれたら現場で爆弾にさらされる歩兵と、兵を指揮する側とどっちになりたい?
息子:歩兵(即答)
母:えー爆弾に当たって手がちぎれるかもしれないよ?それに指揮者のほうが給料高かったり、尊敬されたりするじゃんかー。
息子:歩兵は自分の身を自分で守れるでしょう。しかもその場で「なんかやばいな」と思ったら逃げれる。でも孔明みたいな(三国志の読み過ぎ)指揮者は逃げることが出来ないでしょう。しかも自分の体は自分の体でないでしょう。ちょっと指示を間違えると首をとられてさらしものになったり、せきにんをとわれてはずかしめをうけるものだから...

母:まあなー。でも、間違えなきゃいいんじゃない?じゃあ、たとえば指揮する側になったとするじゃん。はい、敵が攻めてきました。どうする?

息子:川に油をまけええええい!(三国志読み過ぎ)。そして火を放てえええ!
母:大将!油を買うお金がございません!w
息子:ええい!草をしいて、火を放てええええ!
母:草が若くて火がつきませぬ!w
息子:え?ええええい!わたしのあたまに火をつけええええ!
母:は?www
息子:そして敵陣に突っ込む。
母:指揮者死んだら困るでしょ。
息子:うーん。

母:降伏したら?
息子:それは... 村人がどういうか...。
母:降伏したら攻撃しないよ♥とかいわれたら、もう降伏して村あげちゃえば?
息子:土地をすぐに捨てれる人ばかりではないし、敵がどんな条件を付けるかもわからないからそれはちょっと...。それに戦う場所と生活の場所は違うからほら...。たとえば小さな子供がいる家だとすぐには動けないし、妻のおなかに子がいて移動は無理...とかあるでしょうが...。そういう家族が人質にになって、最初にうごけないのはほら、兵だし....。戦にまけてもみんながすぐ逃げられるわけじゃないんだよママ。わかる?
母:うー。

息子:わかったーーーー!!!!
母:お?

息子:ぼく、独身の最強軍団を兵にする!

母:何?wwww
息子:独身なら守る物がない。強いよ。
母:でもwww戦う前にすぐ逃げるかもよwww守るものないと給料安いとかお前尊敬できないとか、ここ臭いとか、くだらないとかいろいろ言って戦の前に逃げるかもよ。

息子:良いんだよ。すぐ逃げれるほうが。負けそうになって逃げないから負けるんじゃないの?それに逃げられるのは尊敬されなかったぼくのせいでしょ。もしぼくがちょっとマッチョ風な人間で尊敬されればちゃんとした独身は簡単に逃げないよ。軍旗は破れたハートに「独身」。どう?戦争では守る物があるとよくないんじゃないのかな。

母:確かに最強の独身軍団に尊敬される指揮官は向かうところ敵なしな気がしてきたわ...マッチョ風な感じでがんばってください。

いやー。面白かった。