2009/11/24

背景画像


内装, originally uploaded by yano rin.

平面的なビジュアルにとって背景画像はムードを決定付ける大きな要素です。
表示面積の広い部分にどの色をもってくるのか、
あるいはどのようなテクスチャー、柄を選択するのか。この2点について、熟考する必要があります。
自宅のリビングを例に説明しますと、背景画像に該当する部分はカーテンです。壁でもよいのですが、カスタマイズ可能な範囲で考えます。
うちの場合、窓から常緑樹の大木がみえるために、レースは無地です。木陰が映って丁度良いバランスを考えています。色は黄色で外の緑と調和させる作戦です。
また、部屋が狭いので配色によって奥まっている感じを演出しています。レースに被せる手前の布の色は、織り目の大きいタイプを選んで中間混色で彩度が低くみえるものを選んでいます。彩度を下げることで、奥に位置するという意味を強めるわけです。
これで外の風景となじみながら部屋を少し広く見せ、ひかえめにムードを作ろうとしています。結果的に、だいたいうまくいったように思います。
で、この話は冗長な前置きなのですが、電子機器のソフトキーボードの背景ってカーテンみたいに差し替えられると良いですよね。
そうすると、どんな機器でも自分らしくなりますし、インテリアみたいに工夫のしがいがあったら使うのが楽しくなりますしね。ホーム画面の背景とコーディネートしても面白いだろうし。
どうでしょう。そう思いませんか?