2017/01/04

「自分にしかできない仕事」というものは無くて、あるのは「自分に合っている仕事」だけ

あけましておめでとうございます。
新しい年が始まると「今年はこういう仕事がしたい」とか言ったほうがいいんだろうなあ。と考えたりもするが、アウトプットをどうしたいということがまるで考えつきません。
そのかわり、わりと考えるのが、アウトプットの源である自分自身及び環境の調整についてです。いまのところ以下の点について重視したいと考えています。

・今の自分が持つスキルを「職能」だと勘違いしない
周囲に求められているうちが職務を遂行する能力であり、今現在何ができるということ自体は特に重要ではない。周囲も含めて自分自身を明るく楽しく動かすことこそ本当の「仕事上有効な力」である。

・現状維持は衰退
小池百合子女史がオリンピック関連の会議上で発言していたのを報道で見てから好きな言葉。ルーティンは週次で見直すくらいの感度で「作業」の「意味」と「目的」を考え直す。

・「作業」は積極的にシェアする
家庭でも仕事場でも「誰にでもできること」は積極的に作業分担する。女親にしかできないことがあるとか、コーディングは特殊技能だとか、コピーライティングにはセンスが不可欠とか、いろいろあるけど「覚えりゃ誰にでもできる」ことは案外たくさんある。

以上です。

これまで「自分にしかできない仕事と出会う」ことが、あたかも幸せになることのように捉えていました。無責任なドラマの決め台詞を信じていたのかもしれないし、TVCMか何かで観たのかも。
しかし20年近く社会でそれなりに生きてきましたが、どうも自分にしかできない何かって、無いんですよ。それだけたいしたことをしてこなかっただけかもしれないけれど。
極論すると、自分の子どもたちですら、自分以外でも育てることはできる。
デザインの仕事だって誰が手がけるかは問題じゃない。個人の名前とかブランドで解決できるほど単純な課題など、無い気がしています。
結局、何かがうまくいくときというのは「自分に合っていること」をやっているときなんじゃないだろうか。と考えるようになりました。
私にとって、自分に合っていることのジャッジはけっこうカンタンで、

・日々自信を持って関係者と接しているか
※目を見て話せる、指示ができる、主張ができる程度の話です
・施策やデザインの「ダメな理由」ではなく「改善できる方法」を示せるか
・仕事の内容で自分自身が「わからないこと」「理解できていない点」を把握しているか

いまのところ、この3つを自問自答して判断しています。

もしこのどれかが不明瞭であれば、今のやり方を変えるか、環境が合わないと判断して転身するといった解決策を検討するでしょう。いまのところ、自分の考え方を環境に合わせて柔軟に変えていくほうが自分には合っているようです。この判断基準は仕事だけではなくいろんな側面で使っています。この判断基準が通用するのはいつまでなのかはわからないですが、今年一年はこれで行こうと思います。


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