2015/05/05

子育てしながら書籍を執筆する方法

最近新刊著書を執筆し、もうすぐ発売になります。
企画の立ち上げから約1年近くかかってしまいましたが、なんとか出来上がり、よろこびもひとしおです。

企画スタート時は妊娠5ヶ月くらいでした。その後出産し、娘もやっと今月で8ヶ月。
出産直後1ヶ月間はさすがに体調も万全でなくまるっと休みましたが、日々ちょっとずつタスクをこなせばなんとかまとまった仕事ができるものだなあ。

執筆するにあたり気をつけたこととかを思い出のために書いておきます。

1.配偶者と部屋を分ける
何を急に...と思うかもしれませんが、配偶者がいて、家で自分の仕事をする場合これがけっこう重要です。
仕事から帰り、疲れて布団に横たわった数時間後ゴソゴソと起きだす嫁さんは結構クレームの対象になります。自分ごととして考えても、どんなに褒められた理由であれこっちがゆったりしてるタイミングで嫁や夫が夜中や早朝、仕事に励む姿というのはぶっちゃけ迷惑でしょう。寝る部屋は別にしたほうが気兼ねなくいろいろやれます。
私は部屋が別なおかげで4時起きでごそごそやっても誰にも迷惑をかけずに済んでいます。

2.毎日ちょっとでもすすめる。ゼロの日をなるべく作らない
10分でも20分でも時間ができたら原稿に目を通すようにしていました。あたりまえですが、少しずつでも成果は成果なので、1日でも早く完成に近づきます。また、コンスタントに執筆しているほうが章ごとの関連性とかもすぐ思い出せるのではかどる気がしました。

3.ラップトップで充電しないで作業する
うっかりすると子供は泣くし寝不足で体力が落ちているせいで集中力も散漫になりがちです。そんなとき充電しながらゆったりやってると効率が下がる気がしました。そこであえて充電せず「こっ...この充電が続く限り作業をし続けるのだ...」という環境に追い込みます。すると、自然と集中力も続く気がしました(気のせいかもしれないけど)。

4.休めてないことを自覚しない
しっかり休まないと頭脳労働できない...という思い込み(いや、ホントかもしれないけど)を捨て、万年ビバーク状態(子供の夜泣きやら授乳やらでまだ3時間以上連続して寝られません)を受け入れ、すきま時間を活用すればたいがいのことはできるようです。
そんなの続かないわい。と、12年前長男を産んだ時も思いましたがまだ当時とさほど変わらず(疲れやすくはなったけど)生きているので、あと数年は続けられるんじゃないかしら。(´∀`*)ウフフ
とにかく休むこととかゆっくりホゲホゲするなどという、あたかも蜃気楼を追う砂漠の旅人のようなマインドを捨て、目の前の2時間とか1時間喜んで「おー寝たなー」とか言ってればなんとかなるみたいです。

以上、書籍執筆のためというか、日々私が心がけていることとかです。
あと、今回の書籍執筆貫徹に際しては非常に優秀な編集担当者のかたが、私がやりやすいように作業をまとめてくださったり、図版の作成をお手伝いしてくださったりしたことが強力に作用しております。
だいぶアートディレクションに助けられている構成だし...普段もそうだけど、チームに恵まれたことは本当にラッキーでした。(∩´∀`)∩ワーイ

これからも毎日ちょっとずつ仕事がんばろう...



これを書きましたー!