2009/06/27

iPhone VS Android 結果発表!!!

おかげさまでカンファレンスが成功裏に終了いたしました。
ご参加くださったかた、こころよりお礼申し上げます!

2009年6月26日ですが、世間的にはiPhone 3G Sの発売日とかぶっており、日程決定したあとその件を知ったとはいえAndroidのイベントがこれにかぶるのはどうなの?という気持ちもあったものの、終わってみたら、

Android < iPhone < マイケルジャクソン

ということで、結局勝負はドロー。と言う状況に、現状なっております。
しかしわすれないでください。

http://www.flickr.com/photos/masakiishitani/3659812549/
アンドロイドTシャツ(略してドロT)を孫社長に無理やり手渡す勇者たち。



あやちゃんにむりやり手渡した証拠写真。
手元に注目。おお!わがドロTが!

とりいそぎ、ご報告まで。

2009/06/18

イベント:Android Bazaar and Conference 2009 Spring


Androidのみにフォーカスした珍しいイベントです!Google Developer Day 2009で「食い足りないわ」あるいは「なんか興味でた」と感じた方、お待ちしております。

2009年6月26日(金) 9:30~19:30(開場9:00)

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
東京都渋谷区代々木神園町3-1(小田急線参宮橋駅下車徒歩7分/地下鉄千代田線代々木公園駅下車徒歩10分)
http://nyc.niye.go.jp/
主催:日本Androidの会
共催:早稲田大学/アイティメディア株式会社
協力:日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

参加費用:無料

申し込みフォーム

矢野のセッションは

講演A-2 アプリデザイン、色使いで差を付けろ! です。
特にAndroid Icon Design Guidelinesに沿ってアイコンを作るとき、色をどうすればいいのか。に絞って実践的なお話をいたします。

その他、Androidアプリ作成に役立つ技術解説から、今後プラットフォームとして大きな役割を担うであろうAndroidの全体像がわかるセッションがもりだくさんです。
ぜひ興味本位でご参加ください!

2009/06/16

三沢光晴、テッド・タナベ、レスラーの死

ノアの三沢光晴、大阪プロレスのテッド・タナベとリングの雄があいついでこの世を去った。
「プロレスってリアルファイトじゃないんでしょ?」という認識の人だとピンとこないかもしれないがプロレスファンの私にとってプロレス以上のリアルファイトはこの世に無い。たとえば試合時間。ベルトがかかっているマッチなら40分ノーブレイクで戦い続けるなんてザラである。タッグマッチなら1時間はかかる場合も珍しくない。ボクシングのようにラウンド制でもなく、フォールするまで動きっぱなしなのだ。
ところでプロレスの世界では年を重ねるごとに強くなるというスポーツの常識を覆す傾向がある。この傾向はプロレスが「技をかける」「技をかけられる」「技をみせる」という3つの要素が三位一体となって完成するスポーツであることに起因する。
若い選手の場合、技をかけるので精一杯なのはよくあることで、体ができてくると技の受けも美しくなり、さらに場数を踏むことで熟練した「かけつ、かけられ」の呼吸を会得、堂に入った「技」をみせることが可能になるのである。
こう書いてしまうとなにか様式美に縛られた型の追求がすべてのように聞こえるかもしれないが、プロレスは踊りではない。呼吸のズレは頸椎損傷、鼓膜の破裂、頭蓋の骨折、など、など、人体を破壊するありとあらゆる可能性につながっている。この最悪の事態を経験と「相手に対する信頼(技を受けてくれる、と信じること)」という心を鍛錬することでしか得られないスキルで切り抜ける。これがプロレスラーとして生きるために必要なスキルだ。ちなみにテッド・タナベはレフェリーだが、リングに上がる以上求められるスキルはレスラーとほぼ同じである。
もう1つ、重要なスキルが別にある。それは「リングに上がる狂気を持ち続けること」だ。一般的なリングの高さは1メートル。コーナーの鉄柱の頂点から床までの高さは2.3メートル。身長190cmの男が鉄柱から見下ろす風景は単純計算して地上4メートル。一度リングに上がればそこからリングの中であろうと外であろうとボディプレスを決める覚悟を持たなければならない。むしろ覚悟を持てる人しか上がれないのがリングであり、そういう人こそがプロレスラーとして生き続ける人だ。
私はそういう高みに居るプロレスラーに憧れ、尊敬し、勇気や生きる糧をもらっている。
そんな私のヒーロたちーをすべってころんでうっかり死んだみたいに「事故死した」とか書かんでくれ。彼らは「死んだ」んじゃなくて「生き切った」んだから。

2009/06/13

エスクァイア休刊、Android、iPhone

エスクァイア ジャパンが7月号をもって休刊しますね。
学生時代「これが普通にかえるようになったら文化人」と思っていた雑誌なので不思議な気持ちです。
で、その最後の号をめくっていてハタと手がとまりました。お前、こんな所に居たのか。と。そう、最後を飾ってAndroid君が紙面を飾っているではありませんか。広告業界の重鎮、マーク・タッツェルさんによる「進化する広告」という最後の連載記事に、やつがいました。
タッツェルさんは、スマートフォンとう携帯電話は好きなアプリを入れ放題なこと、アプリの需要が米国内ではすごいこと、で、アプリで広告をしている企業がすでに居ること、しかも、アプリを買うのはコンシューマであること、に、とてつもない時代の移り変わりを感じている。と記事の中で述べています。つまり、従来は企業が金を払って広告をしていたものが、コンシューマが金を払って広告を買っている。と。
そのメインステージのでかいのか、iPhoneとAndroidだ。というわけで、Android君がiPhoneのとなりでのんきな顔をしていたのでした。
事例はiPhoneむけに有償で提供されているiFood Assistantというクラフトのアプリケーション。米Kraft FoodsがApp Storeで$0.99で売ってます。レシピの紹介や作り方の手順を説明するビデオなんかが見られるアプリなんだそうですが、もちろん食材はKraftの商品が中心です。
タッツェルさんの記事は「これ以上便利になりようがない!」というふうに終わってます。普通に読むと、皮肉っぽい感じに読めます。広告にクリエーティブもくそもなく、こんなちっこい画面で便利であれば金を払うってアホじゃないのか?というニュアンスが少しだけ感じられる部分があるのですが、これはなんとなく日本語に翻訳する過程で加わったような気がしないでもない。矢野の直感的にはタッツェルさんは普通に「おもしれー」と転換期を楽しんでいるように思えました。
そういう部分をかんぐらないと本当のとこが見えないというのも雑誌の面白いところではあるのですがね。
ところでAndroid君と同じくらい「オヤ」と思ったのがミッキー・ロークです。彼の新作「レスラー」が本日より公開スタート。トリプルH(Hunter Hearst Helmsley)みたいな風貌を紙面で見ました。なんか「ビヨンド・ザ・マット」世代の自分としては、“ザ・スネーク”ジェイク・ロバーツが現実なので今更何をという気もしないでもないです。しかしそれと同時にミッキー・ローク世代でもありますから、それはそれとしてリアルだな。という気持ちもあるのです。そのような感想をふまえ、戦いに破れたものには行き場もない。しかし過去リングで勝ち取った充実感は残りの生を生き切るに十分なのだという精神を、最後の最後、ミッキー・ロークの「レスラー」に紙面をがっつり割いたエスクァイアには感じました。私も最後の時はこのような余裕をみせたいものです。

2009/06/12

本:もうはや増刷!Google Androidアプリケーション開発入門 画面作成からデバイス制御まで――基本機能の全容



速い!!!
増刷!!
Google Developer day 2009で配布されたdev phoneをお持ちの方、あとは本書さえあればコイツで動くアプリが作れます!!

2009/06/10

レポート:凄いHTML5推しでGoogle Developer Day 2009終了

Itproの記事でも触れましたが、googleがもの凄い勢いでHTML5を推しています。
続く不況の中W3Cの活動に人を出せる企業が減ってきたとかいないとかささやかれている今日ですが、みんながげっそりしている間にgoogleはデジュールをデファクトにすべく猛進中です。
基調講演ではyoutubeをFlashなしで実現したテストサイトなどを紹介していました。iPhoneにもいれてもらえない状況が続くFlashのことがちょっとだけ心配になります。まるでカフェインかわさびのように「抜きで」を連呼されていました。
Web Standardという言葉がここまでいきいきと使われている状況を私は知りません。HTML5に関して言えばまだ草案なのでスタンダードというには次期尚早ではありますが、googleはHTML5を推すことでweb standard = googleという状況を作るつもりなのかもしれません。
ちょっと前、googleの検索技術担当者の人とお話したとき、文脈上では「internet」というべき部分をおもいっきり「google」といってしまっていたことを思い出しました。「ネットの中の情報」という話を「グーグルの中の情報」と表現していたように記憶しています。収集したインデックスの話とはちょっと違う流れだったので、個人的には現状のネットを使える状態にしているのは自社の技術であるという自負と、自社内にインデクシングされておらん情報など無いも同然という認識が公共財であるネットと自社システムとの境界をあいまいにするものなのだろうなーという感想をいだいたものです。
それはそうと、HTML5は普及するかどうかは別として、勉強しがいがあり面白い技術だと考えます。たぶん、小学生でもあるていどおもしろいことがスクリプトとかでやれるようになって、プログラミングに興味を持たせるためにはもってこいの側面もあるように感じます。
ただ、忙しい大人が膨大なHTML5の規格に目を通し勉強を進めて行くのはちょっとしんどいかもしれません。こういうことできるかな?という目的がないとつらい。Opera Devをはじめ既存のリソースをかじりながら、まずは出来ているものから解析していくのがよい方法でしょうね。昔HTMLを勉強した方法と同じことが、ウェブアプリケーションでも通用するという点で若かったあの頃を思い出す人もいるかもしれません。

Canvasリソース(その他も豊富)
http://dev.opera.com/articles/view/html-5-canvas-the-basics/

Client-side Database Storage API
http://webkit.org/misc/DatabaseExample.html

Geolocation
http://www.webmonkey.com/tutorial/Track_User_Geolocation_With_JavaScript

Canvasをはじめ日本語で凄いリソースの量(羽田野太巳さんのサイト。名著、標準DOMスクリプティングの著者)
http://www.html5.jp/

ところでFlashなどのプラグインは「抜かれるのか」という点を考えてみますと、まあ、そうでもないだろうという気持ちはあります。たとえば動画ですが、エンコード結果の美麗さなどをこみこみで考えてやはりFlashの表現力には一日の長があるわけです。たとえば私はgoogleのpicasaを使いません。というのもアップロードした写真が小汚くなるからです。うへー。これは共有したくないわ。とおもってしまう。googleの場合相手にしているトラフィックの数が違うでしょうから小汚いくらいなんだ!とおっしゃるでしょうが、そこは気持ちの問題であります。でありますから、テキストをふくめた言葉のやりとり重視のコミュニケーションはgoogleで、ビジュアルを含めたコミュニケーションはFlashとかその他の方法で。という状況は今後も末永く続くのではないでしょうか。

2009/06/02

レポート:Google Developer Day 2009 プレイベントideathon

もうすぐパシフィコ横浜でGoogle Developer Day 2009が開催されますが、開催に先立ち渋谷のgoogleでideathon(ハッカソンのプレイベント)が開催されました。
矢野にとってはideathonよりむしろ開催場所のgoogleの社員食堂に興味津々。他人の会社の食堂って、いつ見ても楽しいものですね。


google自販機。一見検索できそうですが、できませんでした。



話をした事がない人と一緒に座れと書いてあります。人からそういうことを言われると、なんだかあらがいたくなりませんか。


おやつラック。カップスープやシリアル、あめちゃんなどが置いてあります。


栄養表示をしてあります。気になる人がいるのだそうです。


ペットのフタだけリサイクル。非公開である社員数の目安になるでしょうか・・。


朝はここに果物があるそうです。きな粉。プログラマは激しくタンパク質を消費する生き物のようですね


カバヤジューCは良いのですが、どうしてグレープ味だけ?


ideathonのコーディネートをしているケイブの安生さん。それ脱げこれ着ろと日本アンドロイドの会のTシャツに着替えてもらって撮影。


ideathonにて次週のハッカソンで開発するアプリのコンセプトを発表する参加者の方。楽しそう!


女性の参加も。年齢層も幅広いみなさんでした


ハッカソン本番ではどんなアプリが生まれるでしょうか。楽しみですね〜。

このページの内容の一部は、Google が作成、提供しているコンテンツをベースに変更したもので、クリエイティブ コモンズの表示 2.5 ライセンスに記載の条件に従って使用しています。