2009/05/31

本:打ち上げにAndroidのDroid君が飛び入り参加


ブレブレのDroid君のテンションにちょっと遠慮ぎみの著者、木南英夫さん


Droid君に著書を手渡す、木南英夫さん。Droid君、喜び過ぎ!

Google Android アプリケーション開発入門 おつかれさま会を新宿でひらきました。
参加者は著者の木南英夫さん、著書に協力したadamrockerさん、タナカミノルさん、、日経BP社編集の鬼、柳田さん、そして矢野です。
すると、いきなり西海岸からDroid君が飛び入り参加!
Google I/O終了直後でおつかれのせいか、ちょっとハイテンション。フラッシュたかないで撮ったらブレブレのDroid君です。
もうすぐパシフィコ横浜でGoogle Developer Day 2009が開催されるので、それに合わせて来日したのかもしれません。
なんでも、I/Oでは参加者全員にケータイ無料で配ったって噂じゃない?
大盤振る舞いだね。
日本でももうすぐ発売になるんだよね。と話を振ったら「は?」という感じでした。あまりビジネスのことは興味が無いみたい。
そんな余裕もまた魅力のDroid君でした。

このページの内容の一部は、Google が作成、提供しているコンテンツをベースに変更したもので、クリエイティブ コモンズの表示 2.5 ライセンスに記載の条件に従って使用しています。

2009/05/29

コミュニティ運用プロセスの標準化

渦中の視点固めを目的に作った先のエントリについて、その経過のメモ。
総会の再開催を要求していた会員様とおそまきながらミーティング。双方の問題意識を共有して落としどころの抽出作業を共同で行った。

問題点
・父母総会をはじめ、会の運用の基本的な規則が決まっていない
・過去の議事録をはじめ、過去の問題を共有するための資料があちこちに散在していてアクセスしにくい
・問題を解決するための提案を会議にかける段取りや、具体的な問題解決に対するアクションの段取りが決まっていない

やるべきこと
・会則の改訂。総会成立条件をはじめ、運用の規則を定める
・総会資料の最適化。会の段取りを含め詳細情報を足してリニュアル
・別途標準化した運用マニュアルをドキュメント化

注意点
.議決の場が総会、個々の役員会は総会にむけた議題を整理する単なるミーティングの場と意味付けしてしまう?(現状役員のみで議決まで行ってしまっているので)
・会長の権限を抑制するためのしくみが必要(議長=会長は採決には加わらないW3C方式の採用?)
・会則の草案作成のプロセスと、草案を本案にする流れをわかりやすく説明する必要あり
・施行後の会則および運用プロセスの再改訂手順を明確化(会則に含める。必要な修正とそうでない修正を分ける方法)

けねん
・会則が小難しくなるのはしかたがないが、マニュアルが平易でないと理解の妨げになる
・草案の策定でコケる可能性もある
・会則であっても可能な限り情報量を減らし、読みやすくしないと実用性が下がる
・作業に着手しているうち、矢野がなんか自分は偉い人のように酔いしれてきて調子にのり、気付かないうちに態度の端々に上から目線が入るようになって、会員から不信感を抱かれる可能性も。突っ込み担当は早い段階でお願いする必要あり

これまで得たこと
・もめたおかげで問題点の洗い出しができた。もし今もめて大変な思いをしているという方。もめ事は関係者のスタンスを把握して、問題を見極めるために必要な過程と前向きに捉えていただきたい。もつれたときはやりとりを停止して冷却期間を置いてみてください。ラブ&ピース&ロックンロール
・矢野も先方の状況に対する想像力が欠けてた点おおいにあり。器が小さいですな。ごめんなさい

備考
家人より、関係者がエントリを閲覧した場合問題が大きくなる可能性があるので削除したほうがよいのでは?という意見ももらったが、同じような件で解決策を求めて情報収集している人がこの広いネット界にも居るかもしれず、そうしたユーザーにとっては当事者である自分自身のリアルな心情はなんらかの参考になるかもしれない。という楽観的な気持ちがあって削除はしないことにした。ただし本エントリとセットで読んでもらえないとオチが着かないので、先のエントリにはこのエントリへのリンクを設定することにした。

2009/05/28

本:Google Androidアプリケーション開発入門


でました!(見本が)
Google Androidアプリケーション開発入門 画面作成からデバイス制御まで――基本機能の全容 (単行本(ソフトカバー))
木南 英夫 (著)
価格: ¥ 3,150

いつのまにか、安生さん翻訳の書籍とおそろいのジャケになってる!
おなじバンドメンバーみたい!バンド名「泥伊豆」で、どう?
本書籍は矢野も手伝いました。コイツを作ってます。



ぜんぜん手伝いになってないっすね。
とにかく、ものすごく分かりやすい書籍です。なにから先にやったらいいかわからないという方、これからです。

2009/05/27

レポート:リアルで炎上

家が燃えたわけではなく、地域コミュニティが炎上してます。
2009:5.29:追記ーその後の問題解決に関する方向性
いわゆる保護者で形成する会なんですが、なかなか一部の会員さんと建設的なやりとりができません。
細かい話はぶっ飛ばしてかいつまむと

先方
・今期総会は不成立なので再開催を要求する

矢野
・総会の成立条件が会則に記載されていないので再開催はしない

この2つの主張が摩擦になって先方が炎上。お祭り会場は駐車場脇。一部会員のパケット通信量も増加。という図式です。

どんな会にも総会というみんなで集まるイベントがつきものですが、この総会がつつがなく終了したあとにどういうわけか、欠席者(委任状あり)から唐突に上記の要求がきました。
再開催請求の理由がよくわからないので参加人数の最低ラインなんかに縛りがあるのかなー、と思い、「会則」という資料を確認したところ、本件に関する記載がありませんでした。
ということで要求の回答が上記だったのですが、問題は一部の会員が

・会則の存在意義がわからない

の1点に尽きます。
レギュレーションであります。運用規約であります。
単にお祭りが好きな人なのかもしれませんが、もう、会則があって、そこに総会についての記述が無い以上、問題なく終了した総会を再度開催し、他の会員に負担を強いるわけにはいきません。現状言えることとしたら、今後は会則の不備を修正する作業に着手することを検討課題として云々カンヌンです。慣習的に採用してきた土着の承認方法とかがもしかしたらあるのかもしれませんが、当方3年くらい前に転入してきた外来種なのでそれもわかりません。

このような「言葉が通じない現状」
というのは、じつは母親が中心となって形成するコミュニティにはあたりまえに生じる可能性があります。
だってわからんもんはわからんですから。とくに社会との関わり方に大きな個人差があるお母さんたちではしかたのないことです。さらに、地域コミュニティには明文化されていないドメスティックなルールというものがしばしば存在し、それを保全することそのものがアイデンティティになってしまうお母さんもいます。
でも、コミュニティは存在し、バラエティに富んだメンバーが居る。ときおり発生する問題は処理しなければならないのです。

こんなときの対処方法として適切なのはどういった態度なのでしょうか。

・炎上したブログに習ってコミュニティを閉鎖
・スルーして時が経つのを待つ
・一緒にお祭りを盛り上げる

並べてみるとやはり今のところは2番目しか選択肢がないように思えますね。

2009/5/28 修正:あれからすこし考えましたが、お祭りが好きな人などそんなにいないです。好きだからでなく、参加せざるをえない状況に、長い年月をかけてはまっていく。という事情はあるようです。
普通に外交してたらなんかしらんけど戦争することになった。というような、外から見るととっぴでも、ばらせばそれなりにターニングポイントがみいだせるような状況かもしれません。

2009/05/15

エンターテインメント:AKB48

6月4日発売の「日経エンタテインメント!」はアイドル特集です。
矢野はAKB48担当させていただいてます。
今日は前田敦子様、小嶋陽菜にゃん、大島優子さん、高橋みなみ氏の4名で座談会しました。
いやー。今日まで母さん誤解してました。
これまでAKB48のことを、マニア受けするしろうとの寄せ集めだと思ってました。
ファンのみなさま、ならびにメンバーのみなさま、申し訳ありませんでした。
全然違いました。
美しきマッチョなエンターテイナーでした。
続きは6月4日のエンタ!で!!!
彼らはすげーっす。おたのしみに!!

Web:googleブック、見えすぎちゃって

連休明けの資料整理中、ふとGoogle ブック検索著作権集団訴訟和解のための和解管理をちゃんと認識しておこうと思い立ち、既存の著作物の公開状況についてみてみました。
我が著作物は現在表紙のプレビューのみで内容は公開されていませんでした。
しかし、よく知っている人のとある売れ筋著作物が公開されていたので確認したところ、その公開範囲がおもいのほか広いことにびっくり。
ところで矢野は某出版社から今後はまとめて削除依頼をする方向である旨、連絡を受けているのですが、その理由は
・googleがデジタル化したことについて支払うとしている対価の支払い方法を明確にしないままでいること
・googleが予定している著作物を利用した商用サービスの利用は米国内に限定されることを予定していること
・著作物を一部表示するサービスから得られる情報により読者が満足してしまい、のこりの部分が目に触れなくなるおそれがあること
などが中心です。
で、上の2点についてはたしかに問題があるのですが一番わかりやすい最後の点について、自分自身1ユーザーとして公開されている範囲で満足できるかどうか。これをチェックポイントとし、その売れ筋書籍の中身をgoogleブックで読んでみました。

結果は、微妙に満足するかも・・。

ウェブ制作の技術書なんですけど、トラブルシューティングとか結構おいしいところがまとめてみれてしまう。
自分の書籍もそうですけど、見開き完結でコンパクトにノウハウを解説しきっている構成なので、プレビューだからといって理解が中途半端に終わってしまうということがないのです。だから、プロモーションになるというよりは、ふつうに使えちゃう。というかんじ。どうだろうなあー。これはギリギリアウトではないかと。
また、レイアウト的にゆったりしていて本文文字サイズも大きいし、図版もみやすいから画面で普通に読めちゃうし。
で、サイトをみてもたしかに対価の支払い方法は不明確で、よくわかりませんでした。
きになるかたは
書籍および挿入物を検索して権利の申し立てを行うためのツール
http://www.googlebooksettlement.com/
などでもろもろ確認してみるとよいですよ。