2009/06/13

エスクァイア休刊、Android、iPhone

エスクァイア ジャパンが7月号をもって休刊しますね。
学生時代「これが普通にかえるようになったら文化人」と思っていた雑誌なので不思議な気持ちです。
で、その最後の号をめくっていてハタと手がとまりました。お前、こんな所に居たのか。と。そう、最後を飾ってAndroid君が紙面を飾っているではありませんか。広告業界の重鎮、マーク・タッツェルさんによる「進化する広告」という最後の連載記事に、やつがいました。
タッツェルさんは、スマートフォンとう携帯電話は好きなアプリを入れ放題なこと、アプリの需要が米国内ではすごいこと、で、アプリで広告をしている企業がすでに居ること、しかも、アプリを買うのはコンシューマであること、に、とてつもない時代の移り変わりを感じている。と記事の中で述べています。つまり、従来は企業が金を払って広告をしていたものが、コンシューマが金を払って広告を買っている。と。
そのメインステージのでかいのか、iPhoneとAndroidだ。というわけで、Android君がiPhoneのとなりでのんきな顔をしていたのでした。
事例はiPhoneむけに有償で提供されているiFood Assistantというクラフトのアプリケーション。米Kraft FoodsがApp Storeで$0.99で売ってます。レシピの紹介や作り方の手順を説明するビデオなんかが見られるアプリなんだそうですが、もちろん食材はKraftの商品が中心です。
タッツェルさんの記事は「これ以上便利になりようがない!」というふうに終わってます。普通に読むと、皮肉っぽい感じに読めます。広告にクリエーティブもくそもなく、こんなちっこい画面で便利であれば金を払うってアホじゃないのか?というニュアンスが少しだけ感じられる部分があるのですが、これはなんとなく日本語に翻訳する過程で加わったような気がしないでもない。矢野の直感的にはタッツェルさんは普通に「おもしれー」と転換期を楽しんでいるように思えました。
そういう部分をかんぐらないと本当のとこが見えないというのも雑誌の面白いところではあるのですがね。
ところでAndroid君と同じくらい「オヤ」と思ったのがミッキー・ロークです。彼の新作「レスラー」が本日より公開スタート。トリプルH(Hunter Hearst Helmsley)みたいな風貌を紙面で見ました。なんか「ビヨンド・ザ・マット」世代の自分としては、“ザ・スネーク”ジェイク・ロバーツが現実なので今更何をという気もしないでもないです。しかしそれと同時にミッキー・ローク世代でもありますから、それはそれとしてリアルだな。という気持ちもあるのです。そのような感想をふまえ、戦いに破れたものには行き場もない。しかし過去リングで勝ち取った充実感は残りの生を生き切るに十分なのだという精神を、最後の最後、ミッキー・ロークの「レスラー」に紙面をがっつり割いたエスクァイアには感じました。私も最後の時はこのような余裕をみせたいものです。

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