2008/05/06

アックゼロヨンアワードエントリにコメントを頂いて

先のエントリでmacchakaさんに貴重なコメントをいただいたので、レスとしたい内容をエントリー化します。

受賞を希望する団体が中央省庁が後援しているという権威を欲する企業に変わっていくだろう。 とのご意見、この点がわたしも一番気にしています。
政治とウェブって本来勢力としては対抗するはずです。
授賞式で竹中氏が障害者が社会で活躍するためには政治と連携しなければならない。という趣旨の発言をしていましたが、しろうとが政治にあまり近付きすぎると100パー利用されるはずです。政治家はそれが仕事ですから。
竹中氏は各省庁に出入りもあるので、しろうとではないかもしれません。また、肉を切らせて骨を断つ心づもりで付き合っているのかもわかりません。
が、このままですと、そのとき「肉担当」になるのはウェブ業界では?と思います。ウェブ協会の活動をPRする絶好の機会であったはずの授賞式でローゼン閣下に「老人はカネ持ってる」とか発言されて納得してはいかんです。
奇しくも世間では後期高齢者医療制度が問題になっておるというタイミングでそれを言わす。ナイス!アシスト。そんなのいやです。
協会の会員はみな素晴らしい仕事をしていますし、それこそ業界を牽引している人たちばかりです。その人たちが各方面になめられるようなことがあっては、ならんですよね。

2 件のコメント:

macchaka さんのコメント...

エントリを起こしていただいたので、こちらにもコメントしておきます。

「政治とウェブが対抗するはず」という点は、少し賛同しかねるのですが、政治というものが正しいことのために向かっているわけではないとは思ってます。
三方一両損的な駆け引きをして治めるのが政治の役目なので、「どうあるべき」という理想のためにあるとはいえないからです。

つまり、障がい者もそうだし、ウェブ業界も自分たちがやりやすい、働きやすい環境という「利益」を得るためには、政治と適切につきあっていく必要があります。
そういう意味で前回のコメントにも書いた、「権威を欲する企業」を否定する気はなく、逆にウェブの社会的普遍性が高まったという意味でもあると思います。また、地方のクリエータにとっては、受賞サイトが一つの基準となって、活動(営業)しやすくなることもあるでしょう。

ただ、それが本来の「コミュニケーション」を大切にするクリエータや企業担当者に受け入れられ、支えられるアワードであるのか…つまり創造的なアワードであり続けられるかどうかという危惧があって、具体的にいえば、受賞サイトの制作会社がどんどん入れ替わっていくようなアワードになるのかどうか。若い人たちが目標にするようなサイトが受賞できていくのか、ということを「現場と乖離」という言葉にしました。

まぁ、乖離したとしても、それはそれで存在意義があるとは思いますが、できればウェブに関わる人たちが注目し、基準とするようなアワードであってほしいと個人的には思うわけです。

Yano_Rin さんのコメント...

macchakaさま

コメントありがとうございました!レスが遅くなってしまいました。大変失礼いたしました。また、コメントから勉強させていただきました。感謝いたします。
ウェブに関わる人たちが注目し、基準とするような国内のアワードを制作サイドが中心となって興していくことの難しさ、ということもあるかもしれません。システム的に大変でしょうが、近い将来「みんなが選んだ」賞などあるとよいと思います。
総括としてシンポジウムも予定されているそうなので、今後もアックゼロヨンには注目していきます!