2008/12/31

2008年はエゾクロテンでシメ


2008年も今日で終わり。
実家の近所の風呂屋に来たエゾクロテンです。
ネコ目に属する生物だけにキャットフードをもりもり食ってます。
クロテンの亜種だそうですが、wikipediaに掲載のクロテン図とは似ても似つかぬ外観。体長は45cmくらい。
耳の先が丸く顔はフェレット風です。しっぽがフェレットよりふっさふさで、こっちのほうが可愛いほどですが凶暴な肉食獣で人になつきません。
警戒心が強く、半径100メートルくらいに人や車が入ると逃げます。
でもガラスで隔てられている場合大丈夫。めっちゃ近づいても気づきません。目よりも鼻にたよって生活しているからでしょう。
短い足で頭を低くしながら、ちょこちょこちょー。と小走りに移動します。
逃げる時は1mくらいずつ弧を描きながらジャンプ&移動です。
雪や茂みという悪条件では歩くより飛ぶ方が速いのでしょうね。

野生のみなさんも、人間のみなさんも、みな穏やかに年が越せますように。

2008/12/28

IE6君builderデビュー

ZDNet Japan の builderに、わがままなIE6君が登場しています。
でも、天国で思い出に変わってます。

記事はこちら
IE 6悲喜こもごも

悲喜こもごも、という新聞によくある見出しをいつか使いたいなー。というねがいがかなったのもうれしいかったです。

ところで矢野は今、寒気と強風でえらいことになっている北海道におります。
builderの編集長も同じく現在北海道滞在中。視界20メートルの高速道路を強風の中移動するというマッチョな年末を過ごしているらしいです。正直道産子でもそれは避けたい行為でしょう。
編集、しかもネット媒体というもやしっ子なイメージを払拭してくれる、良い話ですね。




上)うら寂しい冬の庭
下)自宅警備員

2008/12/26

クリスマスでしたね

駅前に賛美歌を歌っている団体がいました。
人に聴かせるには技量が無かったです。たまたま手に持っていた清兵衛と瓢簞の文庫で全員ぶったたこうかとも思いましたが、直哉に申し訳ないのでやめました。
いえにかえって夫と「Do they know it's christmas」の動画をみました。
なんだか歌の内容が上から目線でむかつきます。
夫は、ばなならま〜。といって笑いました。
若っ。(ポール・ウェラーに対し)
ほそっ。(スティングに対し)
髪切れや。
髪切れやイギリスの小島よしお(いずれもジョージ・マイケルに対し)
などと言いあって盛り上がりました。
いずれにしても、たいした曲ではありません。
そして「クリスマスソング対決は、ジョンよりポールの勝ち」という意見で一致してから、とっととねました。

2008/12/22

CSS Nite in Ginza, Vol.29

参加者の皆様、お世話になりました!!
遅ればせながらCSS Niteのあとがきです。
公式サイトから取り上げていただいたブログも拝見しております。

とくに藤本さん、論理学という見地からCSS Nite in Ginza, Vol. 29&忘年会(The blog of H.Fujimoto)
でのツッコミありがとうございます!!

これは多分、二重否定に関する話題の前に、矢野が「●●は、●●というものです」に対する解説の中で使った
「何々と『もの』は対応しない。逆も真なり。という状態に書くことが適切」という発言をふまえての突っ込みと考えます。
例文でいくと「HTMLはウェブページを作るものです」という言い回しが抽象的だ!という。
「HTMLはウェブページを作るマークアップ言語です」が妥当ですよ。と解説したくだり。

逆も真なり、という言葉。解釈にはかなーり諸説ありますゆえ、藤本さん的にはそのあたりも心配してくださったんだろうなあ。
その後、「イコールの関係がなりたついいまわしを」とか言いましたから、矢野は論理学の領域をソフトに踏んでます。
その流れで二重否定の話題に入ると論理の話かレトリックの話かわからなくなりますよね。
むうー。言葉の話題は難しい〜。文学、哲学、理論学、修辞学・・ことばに関する学問は多岐にわたりますから、知っていれば知っているほど物言いには慎重になる。というわけですね。この議論の広がり。ときめきます。藤本さんのおかげですね。
しかし。今後とも矢野としては勇気を持ってどんどん切り込んで行きたいっす!!そしてまたつっこんでくださいね。

とはいえ、例題の解釈に議論の余地あり。というところでしょうか。

「HTMLの仕様を理解しない限り、コーディングの仕事はできない」
あらため
「HTMLの仕様を理解すれば、コーディングの仕事ができる」

どっちにしても、乱暴だ〜(笑)。
しかし、この一文を、コーディングの仕事を始める入門者に対して激励の意味を込めて投げかけるとした場合は絶対後者がオススメです。
仕様を理解したあと「それだけじゃだめじゃん」と気がついても、とりあえずなにをやればいいのかという目先のことは、肯定的に表現したほうが分かってもらえるはず。や、分かるだけでなく行動につなげるというのが大事です。
もし私が二重否定で言われたばあい「うるせえよ偉そうに」とか無駄に反抗しちゃいますから!私だけか!?

言葉もデザインも、用途の見極めが大切。そのうえで適切な表現をしよう!ということですね。

補足です:crema designさん「CSS Nite in Ginza, Vol. 29に行ってきました。」にて、話題を広げてくださりありがとうございました!!

2008/12/12

トロピックサンダー

もうすぐクリスマスですね。
クリスマスのデートにぴったりな映画をご紹介します。
それは、トロピックサンダーです。
詳細は公式サイトで観ていただくとして、私はこの映画の鑑賞中ずっと不動明王のような表情をしていました。
爆笑するのを我慢するためにです。
飛行機で爆笑したら隣の人に悪いと思ったのです。
しかし、何度かこらえきれませんでした。
ところで私はトムクルーズがだいすきです。よく友人と「もしトムクルーズコンプリートボックスDVDが発売されたら」という設定でトムを語ります。ボックスは「青盤」と「赤盤」に分けることにしています。
青はレインマンやグットフェローズのように、トムの冷静な魅力がかいま見られるドラマを集めるつもりです。
赤の場合、「ミッションインポッシブル」や「トップガン」のように、熱い男、トムが堪能できる品揃え。
しかし、ここへきて、トロピックサンダー。どちらにも入れられません。
友人と話し合った結果、しかたがないので「黄盤」を設定しよう。ということになりました。
初の黄盤入り。トムの勇姿を是非ご覧下さい。

以下の写真は本文とは無関係な実家の猫です。
こういうかっこうをよくするのですが、一般的なのでしょうか。

2008/11/22

Adobe MAX 2008 USA

MAX開催初日のサンフランシスコは暑かった。熱波が来ている。ということで気温は25度程度まで上がった。おかげで「不況」という印象がうすれた。
MAXの様子については表題リンクからいくつかの現地リポートを確認していただけると幸いだ。
ここではとりいそぎ、MAXでおめみえした新商品(現時点では未公開。ベータ版の公開は2009年初頭予定)のAdobe Flash Catalystの感想をメモしておきたい。
Adobe Flash CatalystはAdobe Flex Builder同様、Eclipsベースの「デザインツール」である。デザインツールということは、将来的にCSに含まれる見通しだ。
手短に説明すれば、アプリケーションの外観と動的効果の作り込みをWYSIWYGで行うためのツール。
でも、ちょっとはコードを書かなきゃいけないんでしょ?と思うかもしれないが、1つも書かなくてよいのである。
Catalystの詳しい説明はまたそのうち別の機会にしたいが、あくまで印象をヨタ的に述べる。
私はとても感慨深かった。
ここからまたはじまるんだな。という気分だ。
WebページをWYSIWYGで作る最初のツールはその昔、アドビが作った。PageMillといった。
PageMillはHTMLを書くという面倒な作業を肩代わりしてくれた。次にMacromediaがDreamweaverを作った。こちらのほうが性能的に上だったのでこっちを使う人が増えた。
その後ウェブコンテンツへのニーズも多様化した。外観のデザインと性能の両立というニーズは高まって、AdobeとMacromediaは結婚。Catalystちゃんはその3年後二人のあいだに生まれたはじめての子供である。
CatalystちゃんはFireworksが書き出すFXGという形式のモックアップデザインをうまく解釈する力がある。もちろんPhotoshopやIllustratorからもFXGは書き出せるが、いまのところFireworksと一緒に仕事をするのがとくいだ。
まだまだあかんぼなので、レイヤーの操作性がぎこちなかったり、解釈できないグラフィックのエフェクトはあるけれど、歩き出したということがだいじなことではないだろうか。
PageMillが出てきたとき、ウェブページの制作単価は下がった。
もしかするとCatalystちゃんもこの先その効率性でRIAの単価を下げる要因になるかもしれない。それがいいことかわるいことかはまだわからん。
が、とにかくRIAの裾野が今のウェブのように末広がりになることだけは、たしかだ。
それにCatalystちゃんよりもっといいWYSIWYG RIAツールがでてくるかもしれないし(え?もうある?)ね。
そして、MAXでいろいろな人の話をきくにつれ思う。
「クリエーティブの力で世界を変えるぞ!」どうもAdobeは本気でそう思っているみたいだ。
それが単なる戦略に対するメッセージであるとしても、その意気には共感する。

2008/11/13

その他のIEと今日から不在




今日明日と所用のため北海道に行ったあとAdobeMAX2008取材のためサンフランシスコにいってきます。
23日まで携帯電話はつながりませんがメールは確認いたします。

おまけ。最近のIEの擬人化

2008/11/12

オレもCSS Nite ビギナーズ


眠い。
今、とあるサイトのリニュアルデザインをやっています。
黒板五郎が丸太小屋を建てる速度でモックアップからCSSコーディングまで担当しているのですが、昨夜クラスであてがったはずのリストの背景画像(正確にはa要素の背景にしている)がIE6で行方不明。という事態の改善に3時間もかかった。
親divに無意味なposition: relativeがあったせいで・・。
や、それ以前に制作当初はSafariで確認しながらやっていたので、ブラウザコンパチブルチェックの時点でえらいことになっていたのですが。もうマントラを唱えながら(ウソ)祈るような気持ちでレンダリングしたんです。
例えるなら、結果は昔スキー場でコブジャンプに失敗したスキーヤーが板もストックも四方八方に飛び散って「つ」の字にケツから大地に刺さったのを見たときと同じかんじ。
わあバラバラ。すげー。でした。
ほとんどはCSSのエキスパートが見た場合噴飯ものの凡ミスでしょう。
でもここはあえて言わしてほしい。
クラスで一番の気難し屋さん、IE6君にふりまわされて先生もみんなもグッタリです!
このモンスターブラウザーめ!
どうしてみんなとおんなじように行動できないの?
マージンはマージンでしょうが!
みんないっしょうけんめい協力しあってるんだよ?なのに「だってうちはえらいんだもーん」じゃないでしょう。
ひとりぼっちで寂しくないの?お友達は大事にしなきゃダメよ!
といってゲンコツしてやりたい。
ハア〜。CSS Nite ビギナーズ、また東京でやってくんないかな。

2008/11/06

小室哲哉と佐野元春のあいだ

このことを考えて昨夜はほとんど眠れなかったのだが、旦那は「あんた、ファンやったからなあー。ぐひっ。ぐひひ(厨房時代の矢野の感性を蔑む音)。」という。
そうね。正直小室氏の顔、好きだったからね。あのころ写真集も買いましたね。
80年代を経たアーティストに起こったいろんなことの大きいのとして小室氏の顛末を捉えている私だが、今、アーティストで居続けている人とそうでない人の差はどこにあるんだといういろんな仮説が頭で暴れているのである。
当然「持てる音楽的才能の差でしょうが」という一般論も聞こえてきそうだが、もちょっと違う視点で、気持ちの有り様として「両者の差とは何か」と考えてしまうのだ。
そこでいろいろと調べているうちに見つけた記事

ネタフル「佐野元春ブロガーミーティング」レポート

を読んで、む、むーん。とうなってしまった。
記事にはメジャーレーベルを離れた経緯と現在のリリース体制が、本人発で解説してある。
佐野元春をご存知の人は彼が「いかにファンを喜ばせるか」という課題に対して継続的に努力を重ねた歴史を知っていると思う。また、2004年にリリースした復活アルバムのTHE SUNを聴いた人は、作り手として研鑽を積みながら今を生きている佐野元春のすごさにびっくりしたはずである。
今いろんな所に書いてある「時代を読み切れなかった小室」とかいう抽象的ないいまわしなぞどーでもいい。そもそも時代を読み切るなんて誰にもできるはずがない。そうでなく。夢枕獏言うところの「正しい答えには正しい問いが必要なのだ」というやつ。こっちの問題だ。
小室氏はどうしてファンを喜ばせることを第一に考えなかったかな。
そう思っているうちに
支持してくれる人に満足してもらうための努力にはなにがあるのかな。
という考えがぷっと出てきた。
例えば自分は今書籍や原稿を執筆したり、デザインをしていろんな人と繋がっているわけだが、ただ「つくるしくみ」の1パーツとしてのほほんとシステムにのっかってていいのかね?と将来を案じている。書いたり作ったりしているうちはそこまでたいして考えず、面白くしよう、喜ばれるようにがんばろう。ということだけであがいているのだが。小室氏の場合、目的がずれたまんまシステムに乗っかった状態だったので落っこちてしまったという気がする。
ものづくりする人間は制作とディストリビューションという役割分担を今後、どうやってやっていったらいいか。佐野元春が行動で示したことがいまさらながらすごーく自分ごととしてせまってくるのであった。
書籍の販売に関してシステムにのっかるしか手段が思いつかない私であるが、とりあえず伝える努力、人とつながる努力をしつつ、本末転倒せぬよう仕事の中身を充実させよう。と肝に命じている。

2008/11/02

学おじさん

解説時、敬称略。
下北沢本多劇場で2008年10月24日(金)~11月3日(祝)まで公演の喜劇「学おじさん」を鑑賞。出演者は伊東四朗、平田満、片桐はいり、馬渕英俚可、森本亮治、飯田基祐、吉田麻起子。
平田、片桐夫婦と大学デビューでやさぐれる息子森本の前に、平田の叔父と名乗る風水師の「学」さんとその弟子たち(馬渕、飯田、吉田)が現れてかき回す。というお話。

開演直後は片桐が圧倒的パワーで話をぐんぐん引っ張る。そのうち平田の気配の凄まじい殺し方に職人技を見る。満を持して登場した喜劇界の人間国宝伊東。声も抑えめだし枯れてるし、じいさん大丈夫?と最初は思うのだが話が進むうちに舞台どころか観客全員までもが伊東のペースに巻き込まれて行く。一拍完全にずらしたリズムを最後までキープしてまったくつかみどころがない。わりとほっこりした話なのに終わってみればこっちが汗びっしょり。もちろんそのペースを出演者全員で際立たせているのだが、インタラクティブを超えている。もう、伊東四朗、今他人だと思えない。
奇妙な役柄ながら片桐の立ち姿の美しさにも見ほれた。インタラクティブコンテンツ制作者で舞台鑑賞経験のない方がいらしたら是非小さい箱の作品に足をお運びください。

終了後はいりさんに挨拶しに行って、なんだか今日はとっても奇麗だった。と話したら「私、小学校の修学旅行で迷子になって、華厳の滝見てないのよねえー。ねえ、どうなの?華厳の滝って。」とぜんぜん違う話に。姉さん。どうなの?って、滝です。

2008/10/24

フェルメール、このすばらしき発明野郎

2008年12月14日まで、上野の東京都美術館で「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」が開催中。
メジャー級画家ながら全世界に30点そこそこしか存在しないといわれているフェルメール作品が7点も集結。さらにオランダ絵画の黄金期を飾ったデルフト絵画(ジャンル名)も多数出展ということで観てきた。

いやー。フェルメールは超絶ド変態だよ。
前半、他の著名な画家による作品もいっぱい観られるんだが、中盤のフェルメール作品の格が違いすぎて、他の作品がオレには単なる図版にみえるぜ。たぶん草葉の陰で「おいおいフェルメールといっしょにならべんなよ!」と突っ込んでいたにちがいない。
まず色が怖い。何をやっているのか正確にはわからんが、下地作りに猛烈な手間をかけているように思う。さらにおかしいのは、描画対象を包む光と空気の色が描けてしまっている点だ。物質として肉眼で確認しにくいものが描けているというのはどういうことかというと、絵を構成する色の粒子1粒1粒のトーンの移り変わりがあまりにも自然。ということだ。絵は筆で描くものだから当然「面」で構成されるはずである。フェルメール作品も、ぎりぎりまで近寄ってにらめば筆あとは見える。が、キャンバスの対角線の3倍くらい離れると、あっというまに筆あとは認識できなくなり、空気と光がみえてきてしまうのだ。これはおそらく絵の具と下地のせいだ。
入念な下処理をおこなったキャンバスのうえに、それ自身が光沢を持っているような、特殊な絵の具をのせることで、全体のトーンが統一される。そういうからくりであろう。Photoshopだとレイヤーモードを乗算にしてオブジェクトをのっけると背景とオブジェクトは馴染みますね。同じようなことを物理的にやってのけている感じだ。
何やってんだよ!
しかも乗算かけたオブジェクトそのものの輝度も保持されているので、シルクのドレスなんかつるっつるよ。
ガラスなんか、きらっきらよ。
あんた、たいがいフォトショッパーね!
そのうえ、多分かなりのドMだったと見る。描画の難易度を極限まで上げてるし。背景に超絶細かい地図とか入れてるし。イラレで描いてフォトショで貼ってないか?ほんとは「うわーきっつー」とか思いながら描いてただろうが!
水彩なんかだと乗算されるのは当然なんだけど、乗算結果を緻密にコントロールするのは既存の絵の具じゃちょっと無理では?

あとで少し調べたら、どうやら絵の具に鉱物を調合するのを得意としたらしい。特にラピスラズリを砕いて使ったというのは有名だとか。
確かに産業革命ごろまでは店で絵の具売ってないから基本手作り。でもね。だとしたらよ。表現の方向性に合致した絵の具が、自分自身の手で開発できるかどうかからして、すでに絵描きの腕前をわけてしまうってことだ。画家は筆を持つ前に、水酸化鉄とか硫化水銀なんかをこねくり倒して何度もテストしては色をモノにしていたといいうことですわ。
絵の具を発明しないといけないのか。買ってきたのでうまく描こうと思っていたティーンのわたしはアホだな。

やっぱりなあ。エレメントを開発するってことが歴史に名を残すってことなんだな。という動かしがたい事実に触れた、上野の秋。

2008/10/16

デザインのへそ お試し読み

東京/大阪 アップルストアで開催のCSS Niteで、「デザインのへそ」をプレゼントさせていただく運びとなりました!

プレゼントのお知らせ

ご提供させていただくことに先立ち、鷹野さんから感想を頂戴しました!

私自身は、とても楽しい書籍だと思いますが、一瞬いつもと違うな、と思いました。

そうなんですよ・・。
内容がいつもの目的を絞ったデザインセオリー解説的なものからかなり広げています。
どちらかというと読み物であり、企画などを練るためのエッセンスとかインスピレーションを得られるような仕組みにしようと心がけています。結果、いつもと違う感じになりました。
それは、どうなの・・・。とお感じになられるのは当然です。
そこで、実際読んでいただく前になかみを確認いただけるよう、一部PDFを公開いたします。

「デザインのへそ」試し読み [pdf:888kb]

ブログの右側にも常時つけておきます。
どうぞ、チェックしてみてください!

2008/10/13

へそ出てました



矢野のあたらしい書籍が出ました!
デザインのへそ デザインの基礎体力を上げる50の仕事術 (大型本)
矢野 りん (著)

本書籍のテーマは
1.電子化しにくいレイアウト!
2.まめ知識どっさり!
の二点につきます。

1は「情報収集手段」という目的以上に、書籍として手元に置くことを目的としていただけるよう、レイアウトに凝った結果です。紙にも編集担当I岡さんのこだわりが反映されております。また今回、なんといってもイラストレータの鬼才、村林タカノブ氏の作品を豊富に収録している点は注目です。書籍に顔を与えてくださいました。

2はネットばかりみていると視野にはいりにくい情報をぎゅうぎゅうづめにしてみたい。という欲求からそうなりました。基本的に本文からキーワードをひろって解説しまくるという書き方をしているので、あろうことか本文と注釈との関連が薄い部分がかなりあります。が、わざとですのでご理解ください。

ものづくりに興味のある方に、読んでいただければ幸いです!!

2008/10/01

移行アシスタント

午前中アキハバラブ☆でMacBook Airを購入。
おやおやレジのおにいさん、ほんとにそれ紙袋にぽろっと入れて渡すのかい?
わたしが買ったのはパソコンですよ。うひひ。
と喜びながら帰宅。
即効起動して設定設定とちょっと浮足立っていたところ「設定、移行しますか?」という問いかけが。
やるやる。と反射的にクリックしてさて一服って帰ってきたらあと10時間っていってるじゃないの。
「中止する」という選択肢もないし、ここでぶっちぎったら悪いことが起こりそうなのでほっとくことに。
掃除やら資料整理しているうちに、どうせ6時間とかに縮まっているはずよ。
と全部終わったのに再度みたら「残り19時間」て増えてるじゃないの。
ぎゃー。
神様仏様クラウド様(クラウド・ストライフさんのことではありませんよ)。
わたしの仕事のデータを、鋭意吸い上げられてるMacの中からひっぱりだしてちょうだいな・・。
と、空に向かってお願いしても、帰ってきた言葉は
「オプト・イン・・・」

ですよねー。

2008/09/26

ライフハック@ボルネオ

9/18-22のあいだボルネオのコタキナバルからグヌン・ムル国立公園へ行ってきた。


大きな地図で見る

グヌン・ムルには世界最大と言われる洞窟(ディア・ケイブ)があり、それはそれは美しかったであります。
今回コタキナバルからムルへの直行便がなかったため、ミリで乗り換え。合計3度飛行機で乗り継ぐことになった。
さらに洞窟までは距離にして3キロ弱の道を歩かねばならず、洞窟の長さは2キロほど。つまり片道5キロというわけで、往復10キロであった。ああ息子。5歳児よ。歩いてくれなきゃ担げと言うのか。
という心配をよそに、ふつうに歩いた。

で、今回気付いた息子の性能。こいつが要所要所、自分が関係ない瞬間とかで寝る。
わずか30分間の飛行時間で、ロビーのイスで、揺れ揺れのボートの上で。ぷっと目をつぶって「スカー」と寝て次の瞬間すっきりしているという。この性質によって旅行期間中は正直私よりも精力的であった。
ものすげーライフハッカー。


でかい




多い(魚が)




赤い

2008/09/25

CEATEC JAPAN 講演

表題のとおり、CEATEC JAPANで講演&パネルディスカッションします。
急に決まったのでウェブに名前が反映していません。
出版やテレビなど、コンテンツを持っている業界ってお高くて連携どころではありませんよね。
雑誌売れねえーとかテレビみねーとか言ってますが、使えて、かつ面白ければ普通見るだろう。という素朴な意見から切り込みつつ、
各方面のみなさんと多角的な視点を共有したいと思います。
標準化関連や著作権の話なども専門的な立場から情報もらえると思うので是非足をお運びください。

デジタルコンテンツの未来
~コンテンツが架け橋となる循環型社会~

10月3日(金曜日)

IS-1311:00~15:00 国際会議場 3F 303会議室

参加メンバーは以下の通りです。

テクニカルコミュニケーター協会
経営企画委員長
雨宮 拓氏

国立国会図書館 
総務部 企画課 電子情報企画室 室長
田中久徳氏

東京電機大学 
出版局 局長
植村八潮氏

株式会社小学館
法務・ライツ局 ゼネラルマネージャー
大亀哲郎氏

職業能力開発総合大学校
教授
大野邦夫氏

2008/09/09

ワイヤレス接続

最近チワワとかヨークシャーのような小型犬を無線接続して歩いている人がいますね。
超小型犬に接続するとどうもACアダプタの付いたiPodみたいになりますし、
飼い主的にはワイヤレスで扱えたほうがむしろ属人犬であることを世間にアピールすることができます。
このようなメリットもあるワイヤレス接続ですが、無論危険も伴います。
先日公園でおばあさんがチワワをワイヤレスで伴っていました。
両者同一のペースで歩いていたのですが、途中「ごーん」と聞き慣れない大きな音が聞こえてきたのです。
驚いたチワワはなんだかエラーを起こしてリセットされてしまったらしく、いちもくさんにホームめがけて走り去りました。
おばあさんはあわてて追いかけましたが、ハードの性能が違います。無理です。
結局その場に居た人間で周囲を検索するはめになりました(見つけました)。

というわけでワイヤレスで利用する際はセキュリティに配慮し、クローズドな環境で実行することが基本ではないかと思いました。

2008/09/07

ホセ?

バンコクに住んでいたとき、週に1度くらいのペースで
知らない人から電話がかかってきた。
電話に出ると、きまって

「ホセ?」

と尋ねてくる。
ホセかー。ホセなあ。

「ノー。アイムノット、ホセ。」

と返す。しかし電話の向こうはどうもスペイン語圏?らしい。
続けて何か尋ねているが、残念ながらぜんぜんわかんないです。
想像するに
「とうちゃん。ホセじゃないみたいだよ。お手伝いさんかしら。どうも、言葉もわかんないみたいなんだよ。どうしようか」
「しかたねえや。じゃあまた電話してみれや。本人が居るときもあんだろうよ。がちゃ。」

フーイズ、ホセ?などと返してみても、英語はからっきしだめなようだ。いつも途中で切られてしまう。

でも定期的にかけてきては「ホセ?」と言っていた。
かけてきてんの同一人物かなあ。ホセはどこにいったんだろうねえ。
家族の人かしら。
などと、ホセ電が来るたんびに家のものと話していたものだ。

んである日、昼間なんとなく家でだらだらしてたらドアのベルが鳴ったんで、掃除の誰かか?と思って「カー(一応タイ語)」とか言って開けたらば。

「ホセ?」

来たよ。電話の人来ちゃったよ。

ふくよかで髪の赤いラテン系のおばちゃんが二人。戸惑いの笑顔で戸口に立ってるよ・・。

「ノー。アイムノットホセ。ヒヤイズジャパニーズファミリーズホーム。ジャポネ。ジャパン。ヤーパン、イープン。ユノウ?ソーリー、ソーリー。」

と、とにかく違うんだよ。ということを必死に顔で表現すると、おばちゃんはとても悲しそうな顔をして下を向いてしまったが、

「オーケー。」

と言って帰って行った。
どっから来たんだろう。
んで、ホセ。どこいっちゃったんだろう。
あの人ホセのかあちゃんだったのかなあ。
ホセ・・。今頃家に帰ってかなあ。

と、今でもホセのことをたまに思うのである。

ホセよ、帰れよ(自宅に)。

2008/08/29

ルードの昆虫記

夏も終わりですね。

そんな中、子供と毎日Animal Planetの「ルードの昆虫記(Buggin' With Ruud)」という番組を観ている。
Ruud Kleinpasteさんという虫好きのおっさんが虫の魅力を過激に伝える。という内容だ。

具体的には

1.キラービーの巣に突撃して怒らせ、自分を襲わせる(何をしたら怒るのかという実験。正解は息をはきかける)
2.蚊の大群に飛び込んで手袋を脱ぎ、おもうさまたからせて血を吸わせる(限られた範囲に蚊がどれだけたかるかで、全体の総数を調べようという試み)
3.血すい蠅の群れに手を突っ込む(血すい蠅は刺すのでなく噛むということをわかりやすく紹介するため)
4.ゴキブリの群れに足を突っ込む(ゴキブリがスネ毛を食うかどうか実験)
など。

さかなくんなんか、甘いね。ニュージーランドの虫くんは、過激だよ。

1の時なんか「あー、いたいいたい。くるぶしをねらって9カ所は刺されたよー」と軽く言ってた。死なないのか?そのくせ2で「いたいなー。ぼく、死ぬかも」とつぶやき、3では手を血まみれにしながら痛さのあまり目に涙をうかべていた。そして一番キツいのでは?と思われる4では意外にも「ゴキブリエステで足もつるつるだよー。あれ?いててー。間接の裏の、肉の柔らかいところをかじってるよー。いたいよー」といいながら笑っていた。凄い。
昔ものの本でインドの拷問というのを読んだがそれには
「やわらかい泥と数十匹のゴキブリをまぜ、泥団子にしてお椀に入れる。それを拘束した人間のへその上に伏せて乗せ、お椀のおしりを棒でがんがん叩くと中のゴキブリがあわてふためきへそに集中。腹の肉を噛んだり両手で掘ったりするのでだいたいの人間は耐えられず気が狂います。」と書いてあった。
すげー。ゴキブリに噛まれるって精神的にキツいことなんだなあ。と思っていたので目からウロコ。いや、3の血すい蠅だってかなりやばい。日本では「ぶよ」というのが近い種類だが、こいつに噛まれたらゴルフボールくらい腫れるし、1週間は痛さのあまり酒も飲めないよ。おっちゃん20カ所は刺されてたな。大丈夫なのか?面白いのでなるべく長くやってもらいたいのだが。

ルードさん。目が離せません。

2008/06/30

Web on the Beach

Web on the Beach

参加申し込みが始まりました。
矢野家全員参加(といっても3匹)、当日はホテル・ニューカマクラに素泊まり敢行です。
ホテル・ニューカマクラって、スネークマンショーのネタみたいで良い名前ですね。ホテル、ニュー越谷でしたっけ。懐かしいですね。
それはそうと、鎌倉行ったことないなあ。という人はもちろん、すべての人におすすめです。だいたい浜辺でセミナーってアホみたいなことやりますか普通。やりませんよね。ほっとけませんよ。

イベント名:Web on the Beach
日時:7月20日(日/翌日は祝日)17時スタート(終了予定は22時くらい)
会場:おとひめ亭(鎌倉・材木座)
定員:120名
主催:CSS Nite実行委員会
協賛:Opera Software International AS.、アドビ システムズ、マイクロソフト、H2O Space.、カゴヤ・ジャパン、デジタルハリウッド
協力:【優雅な】Web制作者の会、マクニカ

2008/06/28

思いがけずTaspo

白金のたばこ屋の角でいっぷくしていたら、
中からおばちゃんが出てきて「ほらほらっ写真とったげるほらそこたって」とガン押しされ、おうおうと新品のインスタントカメラで一枚。
おばちゃんパタパタっと紙ふりながらTaspoの封筒と一緒にくれました。
気に入ったら出してね。とのこと。
ここまでするとは・・。出すか。とりあえず。おばちゃんの熱意に敬意を表して。

2008/06/27

TC協会2008/06/27制作ステップアップ講座

参加者のみなさま、お疲れ様でした。
講座で使用したHTMLとCSSのコードをアップしました。
復習にご活用下さい!

[データをダウンロード]

2008/06/23

知名オーディオ、知名宏師氏が来る!




代々木上原に「プラグイン・カフェ」がオープンします。
プラグイン・カフェは東京工業大学の田中 康先生が手がけたリアル空間です。
オープニングパーティーとして、7月4日(金)の夜8時から知名宏師氏のトークショーを予定しています。

知名宏師氏は、Hi-Fiオーディオシステム「知名オーディオ(知名御多出横)」の創始者でオーディオ職人です。
音質の向上を目指して回路からハンダ付けを排除し、すべての部品を溶接で組み上げるそうです。
BOSEなんかでリスニングポイントを選ばない全方位タイプのオーディオってありますよね。そのタイプでは群を抜く性能を誇るとのこと。矢野はまだ未体験なのですが、iPod向けのシステムもあるそうで、むちゃくちゃ興味あります。
カフェでは知名オーディオのオーディオシステムを採用しています。実際の音がカフェで確認できるわけですね。

オーディオ大好き!おいしいもの大好き!な、方は是非足を運んでみてはいかがでしょう。

2008/06/19

CSS Nite shuffle @ ROPPONGI SuperDeluxe 終了しました

もうはや1週間はたとうかとしているのですが、思い出を記しておきます。

当日はあいさつがてらカヤックとちょっと早めに待ち合わせ。ですが、カヤックたちとは初対面なのに携帯番号を控え忘れ、カフェで全神経を集中し、挙動不審者には全員こえかけモードに入ります。そこへきょろっきょろしながら娘さんがオープンテラスな席に座るではありませんか。でも顔がわからない。かわいいし。わたしがさがしているのは


だから。
それにでっかいヘッドフォンでずっと音楽聞いてる。待ち合わせじゃないのかもしれない。どうする。おれ。でもほどなくしてもっと挙動不審な天然パーマが中途半端な丈のパンツでくるぶしまるだしに現れました。がっつり視線を合わせて「あうあう」と口を動かしたらむこうも「あうあう」となったので「どうもどうも」と事なきを得たのでした。

で、開演時間前に現場入りしたら、鷹野さんの愛娘が、あたふたと準備にいそしむ大人どもを尻目に姿勢正しく宿題をやっていました。さすがエンターテイナーの娘です。

そして始まった1発目。春日井さんは休日犬の撮影ばかりやっているのでしょうか・・。結構良い写真ばかりです。「こっちむいて!いいネ!●●たん!」とかいってるのでしょうか。さすがMS。そういえばMSってWindowsって草野球チームがあることをご存じですか?けっこう強いんです。MSの休日で思い出しました。

2発目。BARIMIは「アンアン」にも載って、ずるいです。

3発目。住 太陽×高木 敏光です。住さんの話はいつ聞いても「話し言葉と書き言葉」のテンションにズレがなくて凄いです。高木さんがお話しているのは初めて見たですが、かっこいいです。クリムゾンルーム買いました。怖いです。こないだ地下鉄で前半部分を読みました。題材の業界について少しは知識があるので妙に感情移入します。うわー。緊張するなあ。と、着いたので地下鉄を降りて階段を上がってたら、変わった歩き方をしているボブヘアーで黒い服を着た女性が目の前にいたのでなんとなく足下に注目したんですね。義足。思わずきょろきょろしてしまいました。わたしはちゃんと本を閉じたよな?ここは錦糸町だよな?札幌じゃないよな?と思ったわけです。読んだらわかります。キモが冷えました。

4発目。ヒマナイヌ シャッフルTV@スーパーデラックス

川井さんのプレゼン力も勉強になったのですが、撮影が凄かった。たまたまタナカミノルさんとやろうということになり、おひとり加えて(すみません名刺交換もせず!!御連絡ください!)なにやろう。となったのだが、タナカミノルはブレストの鬼で「これって面白いか?もっとなんかないか?」と全く妥協しません。撮影のときも「もちょっと引きで!!表情、自然にっっっっ!!!」と何かが憑依しています。これがタナカミノルのひみつや・・。とえらい感動しました。

その力作(シャッフルTV@スーパーデラックス)ご覧下さい。
冒頭が私たちです。

4発目。住 太陽×切込隊長トークバトル

後半タカギズムも乱入して鼎談に。住さんの穏やかさと山本さんのテンションのコントラストが面白かったです。山本さんは初対面でしたが常識的で優しいお兄さんという印象でした。口が悪い人ってのはホントは優しいもんだしね。
話の内容は、書けまへん。

ホントに楽しかった。オーガナイズしてくださった鷹野さん、ありがとうございました。

2008/06/18

アックゼロヨン・シンポジウムVol .1

ここ数日いろいろあり疲労コンパイルでぷよっぷよ状態でしたが一息つきました。

2008年6月13日アックゼロヨン・シンポジウムVol .1パネルディスカッションにパネリストとして登壇。大重美幸さん、かわちれい子さん、矢野の3名で、モデレータは森川眞行協会理事長。
一時審査の工程や感想、今後の課題などについて触れました。

審査については時間がかかるなあ。という点で結構一致しましたね。矢野がその点を強調しすぎて「1サイト20分くらいかかるのもある」などと発言し、大重さんからすかさず「その調子じゃ単純計算して一週間以上かかるだろう」とするどい突っ込みを浴びました。
現実問題300サイトとかアテンドすると今の審査手順は崩壊しかねないわけで要検討事項です。審査基準の6軸という網羅性を保持したままで、部門別に審査員を分けるといった工夫も必要かもわかりませんね。

これからアワードで評価されるサイトにはどんな要素を含むのが望ましいのか?という最後のくだりですが技術面にこだわらず、おもしろさをどう評価するか、発想面が評価されるサイトに注目してはどうなのか、という大重さんのご意見と、ある程度技術的要件を協会側で決めてしまえ。そしてふるいに掛けろ。という矢野の乱暴な意見の2方向でた。と認識しています。かわちさんはもっと中身、メッセージ性をターゲットのニーズに合わせて考えたサイトが増えるべきだと意見しました。

ネット関連のパネルってこうあるべきでは?というご意見などございましたらどなたか下さい。

シンポジウムにパネルって付きものですが、パネルの定義は「ある程度筋道のついた話題について壇上の人が意見を出し合う。出された意見に対しオーディエンスが引き続き議論する」ということになります。
ウェブというメディアを経験した世代にとってはやや古い感のある形式ですな。
「議論喚起」という機能を重視するのであれば、あえてオンライン上でやってどしどしコメント付けてもらうくらいやるのも効果的なんじゃないかしら。と思いますね。

ニコ動みたいに画面上に突っ込みが横切る方式は建設的な議論にしにくいでしょうけども。

本筋以外の感想としては、神(しかも結構最近まで女性だと思っていた)である大重さんが至近距離にいるもので緊張した。ということですね。
緊張のあまり黙ってられず、控え室でえらい話しかけてしまいました・・。

2008/06/12

写真で見る,“噂”の「Googleハッカソン」

IT業界の魁!男塾。ハッカソンを6/10のGoogle Developer Day 2008 Tokyoで見学してきました。
くわしくはItproでどうぞ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080612/307870/

おまけ

リアルiGoogle



Googlerの腰掛け。同じようなやつをgoogle社内でも見かけましたが、これは社内からかき集めてここにばらまいたのか、それともイベント用にストックがあるのか・・。

2008/06/04

CSS Nite shuffle@西麻布



CSS Niteのちょっと変わったイベントです。

日時:6月13日金 19時スタート(終了予定は23時くらい)
会場:西麻布スーパー・デラックス 〒106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 B1F
一部、六本木スーパーデラックスという記載がありますが、同一のものです。最近、正式名称が「西麻布スーパー・デラックス」になりました。

出演者
住 太陽
山本一郎(切込隊長)
高木 敏光(TAKAGISM)
川井 拓也(ヒマナイヌ)
春日井 良隆(マイクロソフト)
Barimi(面白法人カヤック/BM11)

MC
矢野りん/鷹野雅弘

仕事ばっかりで刺激がない。わくわくするようなアイデアが出なくなった。クラブとかのぞいてみたいけど、踊ったりはしたくない。夜ふらふら六本木を徘徊してみたいけど目的がないとなかなか・・。というWeb担当者は必見です。
切込隊長の舌鋒(ぜっぽう)がさえわたる瞬間も期待できます。
矢野もずっといます。
アックゼロヨンシンポジウムの帰り道にどうぞ。
大江戸線、両国からずばっと六本木方面へ!

2008/05/28

トゴル、YOUCHANの個展

トゴル、YOUCHANの個展へ。
息子ともどもYOUCHANのファンで、保育園半ドンにして曙橋へ。
「ありす」と「てれす」前のぐにゃぐにゃみちを歩いていたら、猫に出迎えられた。
息子と挟み撃ち。駐車中の車のタイヤでツメ磨くものあり。6匹ほどさんざ追ってまわして怖がらせてやったのち、道に迷う。
「猫にかまって。ママの馬鹿」と言われながらギャラリー発見。ドアの窓からシャム猫似のNORIさんが笑っていてほっとする。
作品はどれもとても色が繊細で夢のようで可愛らしくてなのだが、平和な世界観の中に、よくみると無邪気な暴漢が紛れている。それがすごーく息子の気に入っており「血だ。」と戸惑いながらときめいている。
YOUCHANにさ、えをかいてくれるかな。と、息子愛読書持参して緊張の瞬間。イラストを描いてもらう。
ごあいさつしたときいただいたYOUCHANの名刺がすごかった。ボッスの「快楽の園」なみの細かい風景が小さい紙に収まっているのが息子にすごく刺さったようで、しげしげ見ては「ここにタコのメスが」とか言っている。
絵や、家にない絵本を堪能して家路へ。
ギャラリーを出たらさっき挟み撃ちを見舞ったドラが3匹ほどまだこっちをみている。
トゴルの社員かもしれんぞ・・。
本当に楽しい個展だった。
YOUCHAN、NORIさん、ありがとうございました!

2008/05/26

担当者に聞く!「Google Developer Day 2008」の見どころ

本日より表題の記事がStrategic Web Designにて公開されております。
Google Developer Day 2008に参加予定の方、ぜひチェックしてください。
OpenSocialとMaps Flashのお話が中心です。
両方マッシュアップしてケータイをからめられるようになれば面白いサービスができそうですよね。
リアルタイムに知り合いの居場所がわかるサービスとか。
「わたしはここだ!」と表明した人の背後からいきなりフル・ネルソンということも考えられるわけですよね。
表明したほうも「いつかけられるか」と緊張感をもって生活できるという。
サービス名はずばり「Maps Flash フル・ネルソン」。どうでしょう。「ひざカックン」でもいいです。

だめですよね。
了解です。

2008/05/16

グーグラー

もうすぐGoogle Developer Day 2008ですね。
その絡みでまたgoogleに行ってきました。
そしてまた新しい発見が。はじめてgoogleに行ったとき、受付にてマウス書きのサインがフラフラ、というお話をしましたが、あれからシステムが変わりました。
画面の求めに従ってキーボード入力するだけで、よくなったのです。
よかったなー。と思いながら打ち進んで行ったわけですが、途中の画面で「あなたが本日アポのあるグーグラーの名前を入力してください」という意味のことが英語で出てきました。
googler?ちょ、とすかさず社員のY氏に「御社では社員をgooglerと呼ぶんですか??」と伺ったらちょっと恥ずかしそうに「はい。そのようですねえ。」と。まるでアムラーのようです。
その後いろいろ本題を打ち合わして雑談に入った際、Google Street Viewが話題に上りました。
変な車であっちこっち撮影してると噂しきりのあれですね。
usでは車体のあやしさにあやうくパクられそうになりました・・。とのこと。そこはgoogleizmで乗り切って。と言う話だったが、ちょっとまて!出たよ用語、グーグリズム。その瞬間わたしの頭に浮かんだ単語はなぜか「ヒムロック」でした。

Google Street View世界展開この先どうなるんでしょうね。
他人のことをオープンにする努力は厭わんのに、相変わらず社員数も非公開というむっつりくんのgoogleから目が離せません。
とりあえずDeveloper Dayが楽しみです。

SwapSkills for the happy web weekend

ウィークエンド、といえばX Japanですが、銀座でも無謀な夜が開催されます。

『次世代Webの動向を知る!マルチデバイスとセマンティックウェブ』
 SwapSkills for the happy web weekend 【6月14日(土)15日(日)】

超 カリスマWebデザイナー「JohnAllsopp」が教える!
『マイクロフォーマッツも携帯も、できるようになる!ウェブサイトの作り方』




みなさんもぜひ会場でAllsopp飛び〜!

2008/05/07

OZONEクラフトマーケット2008リポート

2008年4月24日から5月6日の間新宿リビングデザインセンターOZONEにて開催されたOZONEクラフトマーケットが終了しました。
172の出展者が前期、中期、後期で入れ替えを行いつつ作品を展示、販売しました。
矢野と佐藤の切り絵チーム「キリエンタ!」は5月3日から6日までの後期に参加。販売はもちろん、たくさんの作家さんたちと作品制作の方法を共有しました。




キリエンタ!

作品を切って、貼って、整えて、並べて、売って。とリアルな作業が、なんともいえずものぐるおしい。放送作家の佐藤と、ライター仕事の多い矢野はどちらも普段頭しか使わない。展示は、ものづくりと肉体の関係を確認するまたとない機会です。撤収は力仕事になりましたが、不思議とあまり疲れませんでした。

マーケットはまた出会いの場でもあります。
会場で見つけた矢野イチオシの作品と作家さんを紹介します。


Central

Central プロダクトデザイナー/大森謙一郎氏のエコバック。
再生ポリプロピレン(ペットボトルとかの)を素材としたバック。ポリプロピレンは建材として利用される素材だそうです。エコとか以前に、発色とフォルムが抜群に良い。また、空気のように軽い点も魅力。形は写真でわかると思いますが、色は伝わりませんね。プラスチックのようにクリアでありながら、細かい繊維が絡み合ったマットなテクスチャーを持っているので最終的にはころっとした印象の色合いになります。黄色は焼きいもみたい!その色合いと、なで肩のフォルムの合うこと合うこと。雰囲気はクロックスのサンダルに近い感じ。アレとこのカバンを合わせればこの夏を楽しく過ごせるな。と直感して購入しました。
マーケットでは大森さんご夫婦とおちびさんの3人で出店なさっていて、ご夫婦が商品の説明をするなか、おちびさんが逃走(まだちょっと赤ちゃん)するたびどちらかが追いかけるという、癒しの風景でした。お二人とも、飾り気がなくて柔和でどっしりしている。そしてとても丁寧に商品の特徴を説明してくれた。カバンについては「あまり重いものを入れると持ち手の部分の形がちょっぴり変わるかも。」と、とても正直。欲しい色をお願いしたら次の日作ってくれた!会期中なので大変だったとおもう。人とつながるものづくり。って言うほど簡単なことではないなあ。と感謝の気持ちで頭がさがりました。


木馬・子供家具雑貨の店 「木とり舎」 木馬の製作と販売

木とり(ことり)舎 木下直樹氏のどんぐりカードたて
ふと通りかかったとき、ウッドバーニングのやり方を教えてくれたことがきっかけで作品を購入しました。ウッドバーニングとは、ペンの先ほど細い焼きごてで絵を描く創作方法です。木の材質(固いとか柔らかいとか、木によっては部分的に質が違うらしい)を見極めながら、木に筆先がくっつきすぎないよう描き進めるのがポイントだよ。羽でなでるようにね。とのこと。普段筆圧コントロールのできないわたしにはすごく難しそう。皮や紙にも味のある絵が描けるということなので、今度切り絵の表現にも取り入れようと思っています。
ドングリはとても丁寧に作ってあって、本物ソックリだけど木下さんの柔和な笑顔が乗り移ったような個性があって惹きつけられた。とってもゆっくり、笑顔でしゃべる木下さんは名字も「木」だが、きっと人となりも包容力のある大樹に似てきたんだろうなあ。


染付のうつわ 宮岡麻衣子

陶芸家/宮岡麻衣子氏のお皿
キリエンタ!と背中合わせで展示していた宮岡さんの作品。これはすげえです。陶器なんてネットで売ればよいのに。と思う人もいるかもわからんが、焼き物の構造色は残念ながら擬似的にディスプレー上で再現できないのでリアルで見ないとこればっかりはしょうがない。色だけでなく焼き物にはちょうどいい重さというのもあり、その重さが作品の質でもあるので工芸作品中最も「ネット販売に向かない商品」と言えるかも。固定ファンが手軽に買う道具にするなら別だけど、宮岡氏自身、そういう現実をわかっていらっしゃるせいか、リアルで見てもらうことに賭ける情熱が違う。
購入した作品は焼き魚を入れるサイズの四角い平皿。くっ、とかわいい重さがある。大きさはアジの干物がおさまるかんじだ。全体に透明感のある青い釉薬がかかっているんだが、その青さは、晴れた日の空に青いラムネびんを透かした時の色、またはとれたてのサンマの腹の色のように若くて澄んでる。
宮岡さんの、ちょっと内気そうだけど、ぱあっと笑ったときまっすぐに発散する上向きなかわいさが形や色に反映されているみたい。すきになってしまった。

結局、自分になっていく。という感覚は切り絵でもなんでもものづくりに絡む真理だなあ。と思っていたけれど、あらためて作品は作家と同じ顔をしているもんだなあ。としみじみしました。

2008/05/06

アックゼロヨンアワードエントリにコメントを頂いて

先のエントリでmacchakaさんに貴重なコメントをいただいたので、レスとしたい内容をエントリー化します。

受賞を希望する団体が中央省庁が後援しているという権威を欲する企業に変わっていくだろう。 とのご意見、この点がわたしも一番気にしています。
政治とウェブって本来勢力としては対抗するはずです。
授賞式で竹中氏が障害者が社会で活躍するためには政治と連携しなければならない。という趣旨の発言をしていましたが、しろうとが政治にあまり近付きすぎると100パー利用されるはずです。政治家はそれが仕事ですから。
竹中氏は各省庁に出入りもあるので、しろうとではないかもしれません。また、肉を切らせて骨を断つ心づもりで付き合っているのかもわかりません。
が、このままですと、そのとき「肉担当」になるのはウェブ業界では?と思います。ウェブ協会の活動をPRする絶好の機会であったはずの授賞式でローゼン閣下に「老人はカネ持ってる」とか発言されて納得してはいかんです。
奇しくも世間では後期高齢者医療制度が問題になっておるというタイミングでそれを言わす。ナイス!アシスト。そんなのいやです。
協会の会員はみな素晴らしい仕事をしていますし、それこそ業界を牽引している人たちばかりです。その人たちが各方面になめられるようなことがあっては、ならんですよね。

2008/05/02

CSS Nite shuffle @ Roppongi SuperDelux

住さんが大勢の人を相手に一人で戦うのを見に来ないか?と、鷹野さんがいいました。
ノンジャンル格闘技ですのでみなさんも是非。
SuperDeluxeはそこそこ広いですし音も悪くないので普通に飲みに来る感じでも面白いと思います。
矢野はもちろん見てるだけじゃなくてしっかりもりあげますよ。

2008/04/23

アックゼロヨンアワード

2008年4月23日アックゼロヨンアワード2007授賞式が東京国際フォーラムホールD7で開催された。
私は1次審査員だったので最終的な受賞サイトを見届けるべく、また取材を兼ねて初めて参加した。
会場にはノミネートされたサイトの権利者と制作会社、また1次審査員の一部と最終審査員の面々などが集まった。

グランプリはモリサワのコーポレートサイトだった。本当によかったと思う。
このサイトはリニュアル当初から本当に素晴らしいサイトだと思っていたのでうれしい。モリサワが築いてきた日本語組版の美学をサイトでも体現し、かつ啓発的な情報を常に発信し続けているところが凄い。自信をもって表現している態度。意気込みに溢れている。

で、それはそうとして今日はとても残念でした。
残念のハイライトは最後に麻生太郎氏が登壇したあたりだ。
氏はパネルディスカッションに登壇予定だったのだが、時間通りに到着しないということだった。氏の登壇までの間、本アワードの実行委員長であるビジネスアーキテクツの森田雄氏をモデレータとして、カフェグローブの矢野貴久子氏、多摩美術大学の宮崎光弘教授、日経BP社の勝尾岳彦氏、IMJの取締役荒井尚英氏、イメージソース代表取締役の伊藤幸治氏が四方山話をした。
パネルなのに四方山というのはおかしな表現だが、これは大前提として「麻生待ち」という指示のもとにはじまったパネルであり、これは森田氏も「来るまでなにかつなぎで話して」とおっしゃったので題目無しの雑談である。登壇者はそれぞれ自己紹介などするに留まった。その間、森田氏が提供した糸電話のような帯域幅の環境から海原のように広がる帯域幅を体感できる今、ネットに対して抱くインパクトは世代によって変わりますよね。といったような問いかけから雑談が続いたあと、麻生太郎氏の到着で空気が変わった。
到着時刻は17時10分くらいだったと記憶する。私は17:35分に出なければならなかったため、「本番」は20分程度しか見られなかったのだが、その間発言していたのはほぼ麻生太郎氏のみ(カフェグローブ矢野氏が1つ質問していたが)であった。
その間の麻生氏の話の内容は「商人はリサーチがヘタ。お年寄りのニーズを全く把握していない。私は巣鴨なんかよく行きますけど、ああいった場所では耳のサイズにピッタリ合う耳かきを売ってる。1本2000円から3000円くらい。それをマネしたのが新宿の京急百貨店。行ったことある?おばあちゃんとでしょ?」という街頭演説系トークである。最終的にウェブとどうこじつけたのだろうか。と気がかりではあるが、あまりウェブどうこうの話を主体的にするために来たというわけではなさそうだった。
というのも、アックゼロヨンアワードの共催者であるプロップステーションの竹中ナミ氏は麻生氏とマブであり、来てよ、行くぜ。で成り立っているような雰囲気であったのは会場にいるだけでわかった。不特定多数の人様にお見せするパネルの場で「ナミ姉(ねえ)」「太郎ちゃん」と呼び合っていればいやでも仲良しなのはわかるから。そうすることによる持ちつ持たれつの具体的な利害については知らないが、日本ウェブ協会がその状態を普通に受け入れていたのは不思議だ。
何を持って受け入れていたとジャッジしてしまうのかというと、授賞式の中、竹中氏は日本ウェブ協会の会長である森川氏を「森川ちゃん」とマイクを通じて呼んでいたのと、同協会の理事であるビジネスアーキテクツの森田氏は竹中氏を指して「ナミねえ」と呼んでいたことを指している。くだけすぎ。どうしてもうちょっと巻き込まれないように仕切れなかったのか。
今回、それでなくても本イベントのスポンサーである制作会社の手がけたサイトが数多く受賞しているのだ。普通にしていて内輪ウケとか言われやすい状況なのに、くだけすぎである。
さらにパネルの際、竹中氏は、麻生さんには若いウェブ制作者とディスカッションできるということで来てくれるという約束を取り付けた。でも登壇者が若くない。という主旨の発言をしていた。
その際、会場には笑いが起きたのだが、これはさすがに登壇者に失礼である。
竹中氏はこれまで障害者の活動に興味を持ってもらうべく、場所を選ばず面白トークを積極的に試みることもあっただろう。
テレビに出たとき面白く喋るって大事だなあ。こんどはもっとがんばらな、と思ったこともあっただろう。
しかし、本日の登壇者は、いじられて笑いを取ることに同意していない。
そもそも何かの授賞式において「イじられて笑われる」など予想外であるはずだ。
バラエティ番組じゃあるまいし、なにもテレビのまねごとをこんなところでしなくても。
さらにパネルでは「お待ちかねの麻生太郎」となっていたが、訊きたいか?政治家の話。私は受賞者の話こそ聞きたかった。最終審査員と受賞者が最近のウェブってどうよ?って討議する姿が見たかったよ。だってその場に居た受賞者の人たちって普通忙しいよ。受賞の段階で青い顔して睡眠時間足りてないのわかるから。そんな状態で来て巣鴨のじいちゃんがどうこうって。ウェブ協会が政治家と仲良くならなきゃいけない事情もあるのかもしれんけど、そんなのよそでやってくれてもいいんじゃないか?
ユニバーサルデザインの話をしているのになぜか空間的に閉じている、と感じたのが残念でした。

2008/04/19

超剃毛時代

ブラほしさに百貨店の下着売り場へ行った。
痩せたので合うのがなくなったのと、最後の一個を床に置いていたら猫がしっこをかけてくさくなったからである。
ここに来るのは6年振り。と、売り場の女性にこくったら、ブラは進化しているという。
「これなどどうです?カップが浅くてかくれるのはちくびくらいなものですが、うれすじです。」というので、どういうことかと思ったら、つけただけで「ほしのあき」状態にもっていくという。ちくびくらいなもので、どうやってあげるのか。しくみは簡単である。まず、カップの脇でもれちちを集める。そしてちち下のホールド部分と肩ひもで上に上げる。おわり。
普通のブラは谷間の部分までカップが及ぶが、ほしの系では谷間に布はない。手ブラで乳首ぎりぎりをかくした状態を想像していただきたい。あの様子を布で再現した感じだ。谷間に布をあてがわないことで、肉のぷりっとした盛り上がりが自然に出る。以前のモデルはつけている人のマインドに配慮して布多めであったそうだ。たしかにカップがしっかりしていると、寄せて上げることは出来ても上げ底感があった。肉が元気。という印象を出すにはこれしかあるまいよ。
と、ブラの今に驚愕しつつ、金で谷間が買えるならと3つも寄せ系にした私だが、それ以上に驚いたのは揃いで購入しようとしたショーツについでである。
「Tバックですか?ローライズですか?」と当たり前に聞くので驚いた。
え?Tバックってそんな普通なの?と、かあさん売り場の人にむしゃぶり訊いてしまったよ。
だってパンツはいたときのシルエットが。とか普通の返答だったがさ。してもさ、おとこの人たち考えたことあるかい?
ぴったりぱんつでおけつがつるっとしてる女性はTバック。
というのは想像できる範囲かもしれないが、
ぴったりぱんつでおけつがつるっとしてるTバックだから剃毛。
とまでは思ってないかもしれないので一応言うが、剃らんと履けんからね。
かあさんさー。Tバックって玄人のもんだと思っていたから古い人間なのね。ということは21世紀はさ、超剃毛時代ってことよ。
まゆげもわきげも何毛もそらんと外に出られないということだべさ。

でもTバックだけど剃ってねえよ。って人がいたら好きだな。お前にとってショーツって何よ?という話で朝まで飲みたいね。

2008/04/03

キリエンタ!


突然ですが、切り絵チームとして活動をはじめました。
切り絵テイストのイラストのご用命、クラフトワーク的作品をウェブで使いたいぜ。という方、ぜひお声をおかけくださいますよう。お願い申し上げます。いつかiGoogleのアーティストスキンにいれてもらえますように・・。

展示会出展情報

OZONEクラフトマーケット2008

2008年4月24日(木)‐5月6日(火) 10:30‐19:00
※4月30日(水)休館。
kirienta!は後期(5月3日から5月6日まで)に出展します。
出展エリア:6階N棟
詳しくはOZONEクラフトマーケット公式サイトをご覧下さい。
http://www.ozone-craft-m.com/

2008/04/01

囲み取材とは何か

六本木でMSNサイトリニューアル記者発表会があった。
MSNはリニューアル2008年4/14にトップページをリニューアルする。
おおよその更新ポイントはYahoo!Japanが今年1/1に行ったリニューアルとがっぷりかぶっていた。青いYahoo!という感じであった。
事業部長の笹本氏が最初に登壇。MSNは生まれ変わります!といって下がっていった。下がるだけでなく本当に帰って行った。
次にエグゼクティブプロデューサーのショーン・チュー氏が登壇。様々なイベントをバックアップしたり、関連コンテンツを作るということを語った。途中「ミスユニバースジャパンは、美人コンテストというよりビューティーコンペティションだ」というようなことを司会の女性が言っていたが意味が同じだと思った。
「帰ってきた!いかすバンド天国2008」をやるという。このエントリー執筆時最初間違って「帰ってきた三宅裕司」と打ってしまった。ユーザーの投稿動画でいかすバンドを発掘するそうだ。動画の視聴者数と有名クリエーターなどの審査で決めるらしい。伊藤銀次と村上ポンタ秀一は今回どうするのだろう。
次に「We舞台」という企画を紹介された。こちらも投稿動画で役者を選出し、舞台をやるという。舞台監修の奈良橋陽子氏は昨年夏に「Wating for the Sun」という舞台の演出脚本をしており、そちらも事前オーディションで集めた役者を使い、舞台の内容もオーディション、という企画だったようだ。映画「コーラスライン」的な筋なのだろうか。観ていないので詳しいことは解らないが、今回その着想にネットを絡めたという感じだ。奈良橋氏はハリウッドに顔の利く人として有名だそうだが「昨日も菊池凛子ちゃんと会ってました」とさりげなく辣腕ぶりをアピールしていた。
舞台の内容は「夢をかなえるゾウ」という書籍の骨子を加えて新しくするらしい。書籍の著者である水野敬也氏も登壇して「オレもとうとうここまできた!」と興奮気味に語っていた。

後半チュー氏とファッションショーのPRに来たモデルのマリエ、奈良橋氏、水野氏の4人が並んで質疑応答。司会者が「なお、本記者発表に関連しない質問は、ご遠慮下さいますよう、お願いいたします。」とクギを刺す。とてもゆっくりと、噛んで含めるように言っていたが、きっとそういうふうに発声するならわしがあるのだろう。
質問は1社から「リニュアル時の目標ユニークユーザー数は?」というしごくまっとうな内容だったが「発表できる数字、今のところなし」とのこと。以上で終了となり、最後にフォトセッションとなって看板の前に登壇者がならんで写真大会。これは矢野も何回か遭遇したことのある風景だ。記者に配布されたスケジュールではここまでだったので写真とってさっさと帰ろうとおもったら、なぜか今頃テレビカメラが3台ほど入ってきてマイクもった人なんかも来た。おお、これが囲み取材かよ。後ろで観ていたら「マリエちゃんはブログとかやっていますか?」といったようなたわいもない質問を記者が投げかけていた。
なるほど。で、芸能関係疎いのでよくしらんが、おそらく記者発表に芸能人が絡んだときの慣習というか、伝統みたいなもんなんだろうね。
主催者側が感知するのはフォトセッションまで。ここから先は芸能界関係者に看板前という場所を貸してあげて、ワイドショーとかなんとかに後ろの看板を放映できればいいなあ。ということだね。
芸能関連媒体の方が結構いたようでどっちかというと囲み取材から「本番モード」な雰囲気だったが、PRにはなるだろうけど肝心の発表内容にもの凄い勢いで無関心風の記者が居たのは不思議な光景であったよ。

しかし「仕掛け作って流行らそうってのはテレビ的発想であって、今の時代そういうのは廃れていくに違いないぜよ。」というふうに先週友人と未来像をウザく語っていた矢先だったので、ここまで全力で仕掛けありきのニュースを目の当たりにして驚いたが、やはりなんだかどこか古いような、そんな印象をうけた1日だった。

2008/03/19

allWebのSEO対策講座 札幌開催

北海道はもえているか!!!
うちです、うち!南光園!!

そうです。というわけで、丁寧な解説で定評のあるallWebが北海道でSEO対策講座を開きます。

日時:4月5日(土)午前10:00(9:30開場)-午後17:00
定員:72名
1日定価:20,000円
(3月4日~4月4日 のあいだにお申し込みの場合、定価20,000円のところ19,000円にディスカウント(午前中2時間8,000円))
開催地住所:
〒060-0808 札幌市 北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ内1階  札幌市男女共同参画センター
TEL:011-728-1222(代)
FAX:011-728-1229

SEOって結構専門用語も多く、ハウツーも細かいので、機会があるときに「がっ」と勉強しないと頭にはいりにくいですよね。
私がそうなんですが、すごくいろいろとうろ覚えなんですね。で、うろ覚えだとまったく使い物にならない知識というのがSEOなんですね。
なので、ぜひ札幌近郊にお住まいの方は良い機会ですので参加をご検討くださいませ。
講師の高木さん↓

こんなにコンサバな人でありませんから、ご安心を。
お気軽にどうぞ!

2008/03/18

チベット

2002年にチベットへ行きました。成都から飛行機で入りました。当時タイに住んでいたのでタイ国内の旅行代理店に手配をお願いし、成都では中国人の男性ガイドを、ラサではチベット族の男性ガイドとカム族の運転手を付けてもらいました。
ラサ・ゴンカル空港からツェタンに行きます。道中は瓦礫むき出しの裸の山々が続きました。どうしてこんなところで人が暮らすようになったのか、不思議に思いました。草も部分的にしか生えておらず、標高が高いせいか空の青さはほとんど藍色です。到着後1時間ほどで肩が上下するくらい息苦しくなりました。
その後ゲルク派の開祖ツォンカパゆかりのゴンパをまわるなどして、ラサに向かいます。砂礫、瓦礫。砂埃。ところどころの岩肌にお釈迦様の絵が書いてある。人間の気配が感じられほっとしました。
ラサでは博物館に連れて行ってもらいました。「チベットは昔から中国でした」という主旨の説明が書いてありました。ガイドさんは「嘘ばっかりですから」と困った顔をしていました。
ポタラ宮、ジョカン寺、セラ寺、どれも素晴らしかったです。
行く先々で携帯電話を持っている人がいます。外見的には漢民族風に思えます。チベット族はお参りのために田舎から出てくる人もいるのでしょう。女性は特に伝統的な服装の人が多かったように記憶します。チベット族の男性は数珠を常に腕に巻いていて、手持ちぶさたのときやお参りのときは珠を1つ1つ指先で数えるようにたぐっていました。
途中主人が軽い高山病になったのでラサの病院で酸素を吸いに行きました。受付のお姉ちゃんは3つまたにわかれて、先っぽにボンボンのあるピエロのような黒い帽子をかぶっていました。白衣に合わないのでよく覚えています。ツメにも黒いマニキュアを塗っていて、コスプレしている不思議ちゃんというか、原宿で歩いていてもおかしくない雰囲気でした。
ラサ郊外を散歩していると、伝統的な服装の薄汚れたおじいさんが近寄ってきて「うちでお茶を飲んでいけ」と言いました。羊をつれています。遠慮無く付いていきました。大きな牛が一頭外に囲ってあり、周囲を黒い中型犬がほえながら走り回っていました。家は木造の平屋で窓があるのに真っ暗です。チベット絨毯を敷いたベンチを4畳半くらいの部屋を囲むように置いています。みんなで座ると膝がふれあいそうです。おかっぱ頭の4歳くらいの女の子がいました。知的障害があるようで、どこを見ているのか分からないような雰囲気ですがとても人なつっこく、笑顔です。アヒルを抱いて見せてくれました。こんな小さな子供がいるのだから、もしかするとおじいさんは老け込んで見えるだけで、本当は40歳くらいなのかもしれません。
甘いおせんべいのようなお菓子を出して、バター茶を淹れてくれました。カレンダーから切り取ったのでしょう。カベにカイラスの写真を印刷した紙が貼ってあります。「時計を見せて。」というので、腕時計をよく見えるように前に出すと、「へえ、こんなのがあるんだね。」と言って笑いました。「いつか、カイラスに行きたいなあ。」と言って、笑いました。「たくさんお茶を飲んでね。よく来たね。」と言いました。
散歩中、遠くで鳥葬をしているのが見えました。ガイドさんに「チベット族ならああいうふうに弔われたいものですか?」ときくと、「いやですよ〜。鳥につつかれるのなんて。」と笑います。
ポタラ宮の前を通りかかると、宮殿前の広場に「西蔵平和解放50周年」の記念碑が見えました。ガイドさんは「ぼくはミスターチルドレンの歌が大好きなんですよ。歌い手の人はきっと、前世が良かったんだな。」と言いました。

2008/02/27

Adobe AIR

やっと正式版が発表されるということで汐留に。
エバンジェリストの太田さんも登壇。AIRは太田禎一汗と涙のコンポーネントであるよなあ。
そんな太田さんにあとでいろいろ質問。スーツ姿でりりしく見える太田さんが10年くらいまえFlashのデモで「うんこ星人」みたいなのを作ってたことをさりげなく思い出しながら。
帰り「Adobe:Innovation これまでの25年、これからの25年」というアドビ血風録を頂戴する。へえ〜。この日のために作ったんだ〜。とおもったら、売り物じゃないか!売ってんのかい!
amazonで買えます。
みどころはノール兄弟がボラボラ島で決着をつけるくだりです(嘘)。

2008/02/06

セクシータクシータカハシドライバーのダンシング12星座占い

先日タクシーで移動していたら凄いものを見ました(タクシーエムTV)。
最近タクシーにちっこいテレビがついてますよね。あれです。
タカハシドライバーが踊りながらあなたの運勢を占います。というのですが、占いではなくお笑いです。
才能のあるやつはどんな方向からでも刺さってくるなあ。
しかも活動拠点は北海道!!
ブログも面白いです。
相当気高い。

2008/01/23

2008年か!

あっという間に年が明けてしかももう月末です。
細かい仕事の多かった1月。新年会にも出席できました。
コバさんやクリさん、マッシーさんら、たのしい仲間たちと過ごしたのはいいのですが、酒に飲まれて全然覚えていません。
これがそのときの私とのこと。デジカメでも心霊写真って撮れるんだ〜。と思いました。マッシーさん、ナイスショットありがとうございます!



さすが酒には飲まれ慣れているので、次の日普通に着替えてフトンで寝ている自分を朝5時に自宅で発見しました。そして何事もなかったように朝仕事に行きました。
でもアイアンクローだったようですね・・。こんどやったらぶん殴ってください。

飲まれた思い出には事欠きませんが、動物に出会ったこともあります。
というのも、以前ネパールのチトワン国立公園という田舎でうろうろしていた時のこと。川っぷちの掘っ立て小屋みたいな店で一人でビールをのんでいたのです。
サンミゲールだったかなあ。星が綺麗でねえ。と、すげー飲んでいたら、
すげー酔っぱらってしまいました。
ああ、トイレに行きたいなー。と思った時までは覚えています。
気付くと何故か川にはまっていました。
しかもそこで用を足そうとしており、膝まで川の状態でぱんつ丸出しにしていたんですね。すると頭のうえで「ライノ、ライノ」と叫ぶ声が。
私は小高い土手の真下(川んなか)にしゃがんでおり、暗いため連中からは見えていません。とはいえ若い男どもがわいわい頭上に集まってきているので、パンツ丸出しでもありますし、岩のふりをして固まっておりました。
で、なんとなーく土手の上に見える男の指さす方向をみたらね、いましたよ。野良のサイが。川の中洲あたりに、だれかが照らしている懐中電灯の光に照らされて。生まれて初めて「すぐに酔いが覚める状態」を経験しました。そのとき頭の中で

1.とっさにズボンを上げる動作で目立ってしまい、川でしっこしていたことを上の男どもに知られる
2.パンツ丸出しのままサイにどつかれる

の二択がせめぎ合いましたが、男どももサイも「わーい」という感じで川下に移動してくれたので助かりました。

サイこええ〜。でものちにアニマルプラネットとか見てて思ったのですが、ワニに喰われるという選択肢もありですよね。いずれにしても川でしっこはもうやめようと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。